タイの山間部では、古くから蛋白源として昆虫を食べる食文化がある。
機会があれば、ぜひ試食してみたいと思っていたところ、釣りのガイドからバンコク市内にも虫料理の屋台が出ていること聞き、案内してもらった。
屋台の全景奥は左から、蚕のサナギ、バッタ、カエル、イモムシ
手前は左からゲンゴロウ（？）、コオロギ、タガメ、など
すべて、揚げたり、焼いたり、蒸したりして加熱調理済みだった
これらの中で、一番試食してみたかったのがイモムシ
ウルルン滞在記などのＴＶ番組で、タレントが無理やり食べさせられ、最初は拒絶しているが、実際に食べた後では「意外に美味しい」というコメントを述べているのを何度か目にし、機会があれば味を確認してみたいと思っていたのだ。
画像中央がイモムシ香草と一緒に油で素揚げしてあった
注文するとビニール袋に入れ、ナンプラーを霧吹きでかけてくれた
皿に移したイモムシこれで20バーツ（約60円）
屋台の麺とほぼ同価格
種類を後で調べたところ、タケツツガという竹を食べているガの幼虫だった
中は中空食感はエビセンのようなスナック菓子に近い
歯ごたえは軽い
味は調味料の塩味とわずかなほろ苦味がある
食べてわかったことは、けして美味しくないゲテモノではないということだ。
日常的な食材ではないかもしれないが、珍味という位置づけだろうか。
ビールのつまみによく合いそうな味だった。
次回はぜひ他の虫料理も食べてみたいと思っている。
