4日目（1）
ロッジへの移動日だ。7時30分にホテルロビーに集合するように言われていたので6時30分に朝食をとり、7時過ぎにチェックアウトしてロビーで待機した。
朝食
ホテルのロビー少しすると釣り道具を持った人たちが集まってきた。声をかけると同じツアーの参加者だった。みなブラジル人だった。ポルトガル語が話せないので十分なコミュニケーションはとれなかったが、そこは釣り人同士、過去に釣った魚の写真を見せ合ったりして交流することができた。定刻には僕を含めて8名の釣り人がロビーに集まった。
同行者が続々と集まってきた迎えの車が来たのは8時過ぎだった。すぐにみんなで乗り込んで空港を目指した。10分ほどで空港に着いた。先日到着した国際空港ではなく、小型機専用の別の小さな飛行場だった。ここでさらに1名の釣り人が合流した。待合室でしばらく待機し、9時前に搭乗機に向かった。
車に荷物を積んでホテルを後にする
小型機専用の飛行場までは15分ほどだった
飛行場の建物
待合室
3H FISHINGのポスターが貼られていた
奥に見えるのが搭乗機だ搭乗機は9人乗りの小型機だった。乗り込むとすぐに離陸した。搭乗機は眼下にマナウスの市街地を望みながら高度を上げると北東に進路をとって目的地のカショエラ・ポルテイラを目指した。機窓から見える景色はすぐに一面のジャングルに変わった。そのまま1時間以上ジャングルの上を飛行し続けた。やがて高度を下げ始めると眼下に川が見えてきた。トロンベタス川だった。そして川を横切るように降下してジャングルの中に作られた未舗装の滑走路に着陸した。飛行時間は100分ほどだった。
乗り込むとすぐに離陸した
離陸直後に見えたマナウス市街
ネグロ川に架かる橋が見渡せた
見渡す限りのジャングル
この風景が何十分も続いた
高度を下げ始めると川が見えてきた
トロンベタス川だ
川の対岸に滑走路が見えてきた
未舗装の滑走路に着陸した着陸した場所は未舗装の滑走路と簡素な木造の小屋だけが建つ田舎の飛行場だった。迎えに来た四輪駆動のピックアップトラックに乗り込み飛行場を後にした。
滑走路の端でUターンして降機場所に向かった
降機場所に駐機した搭乗機
この小屋がこの飛行場唯一の建物だ
車に乗って集落に移動した5分ほど走って集落の中にある一軒の民家の前で降ろされた。ここが休憩場所になっていた。食堂で冷えたビールを飲んで談笑していると昼食が運ばれてきた。どの料理もとてもおいしかった。
移動に使用した4輪駆動のピックアップトラック
休憩した民家
食堂
ビールを飲みながら昼食が出来上がるのを待った
同行者とはすぐに仲良くなれた
昼食には出来立ての料理が並んだ
魚はピラルクーだった
どの料理もおいしかった
デザートのプヂン13時30分に休憩していた民家を出発してロッジに向かった。ピックアップトラックの荷台にはロッジのスタッフが同乗した。道は未舗装だがそれなりに整備されていた。それでもスピードを出して走るので振動がかなり大きかった。水路に架かる木製の橋を越える時だけはさすがに速度を落として慎重に通過した。2時間ほどかけて約60㎞を走行してロッジに着いた。時刻は16時前だった。
未舗装路をかなりの速度でロッジに向かった
1時間ほど走ったところで小休止した荷台にはロッジのスタッフが乗っている
木製の橋を慎重に通過する良い道ではなかったがそれなりに整備されていた
2時間ほどでロッジに着いた
