二日目はブンサムランへナマズ釣りに出かけた。ブンサムランはクラブハウスが改装されてきれいになっていた。
入口が改装されて綺麗になったブンサムラン前回の釣行は日曜日だったため人が多かったが、今回は月曜日だったので釣り人はまばらだった。Ｋ氏は初めて見る食パン団子の吸い込み仕掛けに興味深げだった。
釣り始めてすぐにアタリがあった。Ｋ氏が少々戸惑いながらファイトした。５分ほどのやり取りでプラーブック（メコンオオナマズ）をキャッチした。初キャッチに嬉しそうだった。
最初の一匹をキャッチして嬉しそうなＫ氏ナマズは主に池の中央でライズしているが、それより手前で大きなライズがあった。その近くに仕掛けを投入するとすぐにアタリがあった。あわせるとスピーディーな抵抗感がロッドに伝わってきた。引きの感触がナマズとは違った。
何回か走られたが比較的素直に近くまで寄ってきた。しかし、寄って来てからは底へと潜る抵抗を繰り返し、なかなか水面に姿を見せてくれなかった。ラインを巻き、やっと水面近くへと魚をリフトした。真っ黒な魚体が水中に見えた。
「パーカーホ（ジャイアントカープ）。これはすごいよ！ 絶対とってよ！」
メットが興奮して叫んだ。
魚は足元の杭の間に入り込もうと最後の抵抗を試みた。メットがラインを手繰って魚を杭から引き離してくれた。
杭に潜り込まれないよう必死に耐えるこの時点ではまだ魚の種類がわかっていなかった
真っ黒な魚体に一瞬びっくりしたメットが魚をコントロールしてランディングしてくれた
ネットに魚体を納め、三人がかりで引き揚げた。
３人とも釣り上げた魚の大きさに圧倒されてしまった。メジャーをあてると１メートル２０センチあった。秤は持っていなかったがメットによれば少なく見積もって３０キログラム。おそらく３５キロはあるだろうとのことだった。記念の写真を撮りやさしく水の中に戻した。
あまりの大きさにうれしさより驚きが大きかった
普段はおとなしいメットも大はしゃぎ
横に寝てみると魚の大きさがよくわかる
体も大きいが口も大きいこんなすごい魚を釣ったんだと改めて実感した
この日は魚の活性が高かった。コンスタントにアタリがあり、その都度うれしい悲鳴を上げながら大物とのファイトを堪能した。
良型のプラーブック
Ｋ氏も次々とプラーブックをキャッチした
合間は手前でティラピア狙いメットは仕掛けづくり
最後まで釣れ続けて腕がパンパンになったこの日は夕方までに私が７匹、Ｋ氏が６匹のプラーブックをキャッチすることができた。
前回よく釣れたプラースワイ（ストライプキャットフィッシュ）は１匹しか釣れなかった。
ナマズだけでなく、パーカーホまで釣れて二人とも大満足の釣行となった。
最後に釣れた一匹を抱えてＫ氏と記念撮影
