今回は３泊５日の日程でタイのバンコクに行ってきた。そのうちの二日間、釣りを楽しんだ。
今までは初日バラマンディ、二日目ナマズの順番で釣行していたが、今回はバラマンディを釣った後、そのまま空港まで送ってもらうことにしたので、初日にブンサムランにナマズ釣りに行った。
ブンサムランで使うタックルは、以前は両軸リールを使うものだったが、今回はスピニングタックルだった。
普段、フライリールしか使う機会がないので、両軸リールのキャスティングは不得手だ。今回はスピニングだったので自分で投げて釣ることができた。
30メートルくらい沖に仕掛けを投げて当たりを待つ魚が掛かるとラインが出される勢いでビンが倒れて知らせてくれる
午前中はナマズの反応がコンスタントにあった。
一回フッキングするとランディングするまで１０分はかかる。４月のタイは一年でも一番暑い時期だ。ファイト中は汗だくになってしまう。
沖でのファイトはひたすら体力勝負近くに寄ってからは障害物に潜られないよう、ロッドワークが重要になる
今回は太った魚が多く、とても豪快なファイトを堪能できた。一匹釣ると腕はガクガク、心臓バクバクだ。普段行っている筋トレより運動負荷は高そうだ。
今回の一匹目この日は太った魚が多かった
ファイトを終えて疲れた腕で魚を抱える魚の重さが辛くて心地よい
ナマズの当たりを待つ間はフライロッドを使った餌の浮き釣りでロッジの周りにいる小魚を釣って楽しんだ。ティラピアを始めとして、コイやフナに似た魚が入れ食いだった。
ティラピアはいくらでも釣れるフックは８＃か１０＃、ラインは２０ｌｂ、中通しマーカーを使った餌釣りだ
初めて釣った魚ティラピアに似ているが鰭が大きくて熱帯魚風
これも新顔体つきはニゴイに近い感じ
この魚も新顔体高があり重くて良く引く魚だった
昼食はいつもの弁当。今回は豚肉の炒飯と海老すり身の揚げ物だった。これがまた美味しくて、ブンサムランにくる楽しみの一つになっている。
食堂から買ってくる弁当チャーハンには唐辛子入りのナンプラーをかけて、揚げ物には甘いタレをつけて食べる
おやつに食べた焼き鳥たれにつけてあるので、噛めば噛むほど味が出る
午後は水温が上がったせいか、反応が少し減った。それでもポツポツと釣れ続けた。
今回釣れたナマズはプラーブック（メコンオオナマズ）が大半だったが、一匹だけブラーサワイ（ストライプキャットフィッシュ）も釣れた。
この日一匹だけ釣れたプラースワイこの魚も丸々と太っていた
珍しく小型のプラーブックといってもほぼ１メートルある
４時を過ぎると反応が全くなくなってしまった。そして、５時近くなってこの日のラストキャスト。すると、久しぶりのアタリがあった。慎重にファイトして取り込んだ。ラストキャストで良型を釣り、気持ちよく帰路に着くことができた。
ラストキャストで釣った良型のプラーブック会心の一尾
