２０１１年８月上旬、４ヶ月ぶりにタイのバンコクへ釣りに出かけてきた。今回は現地２泊のややタイトな日程だ。
深夜に羽田を出発し朝６時にスワンナブーム国際空港に到着すると、ガイドのスメットが迎えに来てくれていた。
初日はボマー養殖池にバラマンディを釣りに行った。釣り場までは空港から１時間ほどのドライブだ。
空港から釣り場に向けて車を走らせるスメットいつも世話になりっぱなしだ
ボマー養殖池の目印はこの十字の看板最近また池が増えた
釣り場についてまず腹ごしらえ。スメットにお願いして奥さんの手作り弁当を用意してもらった。この日のメニューは豚挽肉のバジル炒めと卵焼き、それと豆腐のスープだった。どれも抜群に美味しかった。タイ版おふくろの味といったところだろうか。
スメットの奥さんの手作り弁当これが格別に旨い！
食べ終わって釣りを始めた。いつものように大型のストリーマーで魚の活性を確認したところ、魚の活性はすこぶる良かった。そこでポッパーに替えてトップウェーターの釣りを楽しむことにした。
釣り始めるとすぐにヒットこの日は活性がとても高かった
ポッパーにも良く反応したこの日のレギュラーサイズは５キロくらいだった
ポッパーへの反応も良好だった。この日は特にフロッグのパターンが好評だった。
特に好調だったフロッグパターンポップ音が出しやすいのでそれが釣果につながったようだ
この日良く釣れたパターン日本ではまず出番のないフライが大活躍
９時を過ぎると養魚場のスタッフが車で回ってきて桟橋から餌やりを始めた。餌は手のひらサイズの冷凍アジを与えていた。
桟橋から餌を撒く養魚場のスタッフ先を争うように魚が餌に群がっていた
与えていたのはこのサイズの冷凍アジ餌やりの後は活性が落ちるてしまうかと心配したが、まったくそのようなことはなかった。この後も順調にトップで釣れ続けた。
餌やりの後も釣れ続けたルアーでトップを狙っていたスメットとダブルヒット
パラソルの下で休憩するスメットと養魚場のスタッフこの日は曇り空で日射が少なく、風もあったので過ごしやすかった
この日の最大サイズ８キロ、８０センチオーバー
池での釣りを十分に楽しんだので、試しに横を流れている用水路を探ってみることにした。小ぶりのストリーマーを引くと、なんとバラマンディがヒットしてきた。幼魚のときに池から逃げた魚らしい。この２００メートルほどの水路でバラマンディを３匹キャッチすることができた。
養魚場の隣を流れる用水路を試釣してみた
なんとバラマンディがヒット思わず顔がほころぶ
釣りの後は養魚場近くのいつもの食堂で昼食を摂った。バンコク市内の高級レストランより、ここでの食事が何よりの楽しみだ。ローカルな雰囲気にひたれて、さらに味が良く、値段も安い。この日もビール２本と料理２皿を食べて支払は１６０バーツ(約５００円)。幸せな気分でホテルに向かった。
ボマー養魚場の後は必ず立ち寄る地元の食堂お気に入りの店だ
