出発〜初日
１年ぶりにタイ、バンコクに釣りに出かけた。５月のバンコクは１年の中で最も暑い時期だが、この時期は果物がおいしいので僕としてはベストシーズンだと考えている。
今回も羽田を深夜に発つ便を利用した。離陸予定時刻が１時３５分だったが、搭乗直前に搭乗予定の飛行機に不具合が見つかり機材変更となったため、出発が１時間ほど遅くなってしまった。
今回も羽田を深夜に出発する便を利用した機材変更の関係で出発が１時間遅れた
離陸後の飛行は順調で、翌朝７時前にバンコクのスワナブーム国際空港に到着した。入国後、迎えを頼んでおいたガイドのスメットと合流し、空港からまっすぐに釣り場に向かった。この日はバラマンディーの養殖池に行くことにしていた。
釣り場のボマー養殖池までは空港から１時間弱だった。１年ぶりに訪れたボマー養殖池は、事業が好調なのか池の数がかなり増えていた。
毎回利用しているボマー養殖池事業が好調なのか池がずいぶん増えていた
養殖池は池によって魚のサイズや数がかなり異なる。この日は数はそれほど多くないものの、良い型の魚が入っている池で釣りをすることになった。
ここで今回の釣行のタックルを紹介しておこう。なお、フライはバラマンディー用には、昨年暮れのアマゾン釣行用に巻いたストリーマーを使用した。
ロッド：ＳＡＧＥ ｌａｕｎｃｈ９９０−４
リール：ＳＡＧＥ １６８０
ライン：ボーンフィッシュ用インターミディエート／フローティング
リーダー：（ライン側から）４０ポンド６０センチ、６０ポンド１５０センチ
今回使用したフライ青系のフライが好反応だった
釣りを始める前に朝食をとることにした。朝食はスメットの奥さんが弁当を用意しておいてくれた。家庭の味そのままのタイ料理がとてもおいしかった。
ガイドのスメットの奥さん手作りの弁当鶏肉のパネーンカレーとエビのグリーンカレー
さらにデザートのカオニャオ・マヌアン（マンゴーと餅米）
活性の良い時は数キャストで魚の反応が出るのだが、この日は活性がそれほど高くないようだった。それでも釣り始めて１０分ほどで最初の魚がヒットした。久しぶりに味わう大型バラマンディーの引きはスピードがありファイトを存分に楽しめた。
最初にキャッチしたバラマンディーこの池の魚は良型揃いだった
覚悟していたとはいえ、５月のタイの暑さは強烈だった。朝の９時前でも時々日陰で休んで水分を補給しないと熱中症になりそうだった。最初から飛ばす必要もないので、この日は身体慣らしのつもりでのんびり釣りをすることにした。当初の話しの通り、この池の魚は良型揃いだった。釣り上げた魚はみな７０センチ以上あり、重さも５キロを超えるものが多かった。数匹釣っただけで腕がすぐにパンパンになってしまった。
池の脇にパラソルを立てて休憩場所を作る５月のバンコクの暑さは強烈だった
バラマンディーとのファイトを楽しむ速さと強さを兼ね備えた最高のゲームフィッシュだ
ガイドのスメットと記念撮影最近はfacebookでやり取りしているので
会うのが１年ぶりという気はしなかった
魚を外してくれる養魚場のスタッフ何かと世話を焼いてくれた
昼近くなると水温が上がり過ぎたのか、魚の反応が乏しくなってきた。そこで養殖池のスタッフが池の水を循環させる水車を動かし始めたところ、再び魚の反応が上向いた。
水車を動かして活性を上げる養魚場とはいえ日中は食いが渋くなった
この日最後にキャッチしたバラマンディー釣れた魚は良型揃いだった
この日は９時前から１２時過ぎまで釣って１０匹ちょっとのバラマンディーをキャッチすることができた。いつもに比べると少なめの釣果だが、良型が揃ったこともあり満足だった。
１３時前に釣り場を出てバンコク市内のホテルに向かい１４時に着いた。
シャワーを浴びて着替えを済ませ、すぐに街に出た。まずはバンコクに来たら必ずお参りするエラワン・プームを訪れた。ここで再訪できたことを感謝し、今回の旅行の無事とまた再訪できるようお祈りした。
僕のバンコクの定宿、アデルフィ・グランデ立地とサービスの割に宿泊料が安い
宿泊した客室この部屋で一泊朝食付きで約８０００円だ
簡単なキッチンと全自動洗濯乾燥機もついている
エラワン・プームバンコクでも人気の高い祠だ
次にバンコクでも特に賑やかなショッピングビル、ＭＢＫ（マーブンクローンセンター）に行った。ここでは着替えのＴシャツを買い、牛乳屋が始めたパンとトーストの店、モン・ノム・ソッドでカノム・パン・ピン・サンカヤー・カイ（カスタードトースト）とアイスミルクで休憩した。
ＭＢＫ（マーブンクローンセンター）若者中心に賑わうバンコク屈指のショッピングセンターだ
ＭＢＫの服飾品エリア小さな店がひしめき合うように出店している
モン・ノム・ソッドいつ行っても満席だ
カノム・パン・ピン・サンカヤー・カイとアイスミルク牛乳屋だけあってミルクがおいしい
夕食はプロンポン駅の近くに夜だけ出店するカオマンガイ屋台のヘンヘンで食べた。地元の人に人気のある屋台で、テーブル席は常に満席、持ち帰りの人の行列が絶えない店だ。少し待って席を確保し、カオマンガイを注文した。ご飯も鶏肉もスープもすべてがおいしかった。
プロンポン駅の高架下にあるカオマンガイ屋台のヘンヘン夜だけの営業で行列が絶えない店だ
カオマンガイ鶏肉もご飯もスープもみんなおいしかった
今が旬のマンゴーホテル近くのスーパーで買って帰って食べた
大振りなマンゴーが３個で４００円ほどだった
