2014年11月バンコク釣行記(1)

1日目(午前)

2014年11月下旬、タイのバンコクに現地二泊三日の旅程で釣りに出かけた。バンコク釣行は1年半ぶりだ。往復ともに深夜便を利用したので3日間フルに釣りを楽しむことができた。
羽田空港を日付が変わった直後に出発し、バンコクのスワンナブーム空港には早朝5時に到着した。入国や手荷物の受け取りはスムーズだった。6時前には迎えに来てくれた、いつも世話になっているガイドのスメットと再会することができた。

この日はまずバラマンディを養殖しているボマー養魚場に向かった。空港からボマーまでは1時間ほどだ。この時期のタイは一年で最も日の出が遅い。まだ薄暗い道を走り、養魚場に着く頃になって日がやっと昇ってきた。車中ではスメットと久しぶりのおしゃべりを楽しんだ。

 朝のボマー養魚場
 この季節のタイは日の出が遅い


養魚場ではたくさん釣れるのが分かっているので、慌てずゆっくり支度を整え、それから朝食をとった。朝食はあらかじめスメットにお願いして、スメットの奥さんに作ってもらった弁当だ。タイの家庭の味で、これがとてもおいしい。最近ではスメットの奥さんの弁当を食べることが、タイに行く楽しみの一つになっているくらいだ。

 スメットの奥さんが作ってくれた弁当
 この弁当がとっても旨い


食べ終わってストリーマーで釣り始めると、すぐに反応があった。久しぶりのバラマンディの引きを楽しみながら、慎重に手元まで寄せランディングした。どこに何を釣りに行っても最初の一匹はやはり嬉しい。スメットに記念撮影してもらって池に戻した。

 この日最初にキャッチしたバラマンディ
 最初の一匹はやはり嬉しい


ここで今回のタックルを紹介しておこう。今回はタックルを2セット持ち込み、1セットはストリーマー用、もう1セットはポッパー用にセッティングした。

ロッド:SAGE launch990−4/890−4
リール:SAGE 1680
ライン:ボーンフィッシュ用インターミディエート/フローティング
リーダー:(ライン側から)40ポンド50センチ、60ポンド100センチ

その後もストリーマーを投げる度にアタリが出る状況が続いた。活性が高そうなのでポッパーを投げてみたが、すると全く反応が出ない。再びストリーマーに変えるとすぐにアタリが出る。そこで別のポッパーを投げるが、トップではアタリがでない。こんなことをしばらく繰り返した。結局、ポッパーには数回反応があっただけでバイトには至らなかった。フライのポッパーではサイズが小さくてアピール度が足りないのだろうか。このあたりが養魚場とはいえバラマンディ釣りの難しいところだろう。

 9番ロッドが弓なりにしなる
 大型魚とのやり取りは楽しい


 魚を外してくれるスメット
 彼との付き合いも7年になる


 ボマー養魚場
 儲かっているのか行くたびに池の数が増えている


 良型のバラマンディ
 この魚は釣っていてとても楽しい


 この日のヒットパターン


この日はもう1ヶ所行きたい管理釣り場があったので、11時でボマーでの釣りを切り上げた。それでも20匹以上キャッチすることができたので十分満足だった。