2017年9月にカナダのイエローナイフ郊外の湖に釣りに出掛けた際、宿泊したロッジからとても美しいオーロラを見ることができた。帰国後、以前からオーロラを見に行きたいと言っていた妻にその話をしたところ、とても興味を示したので妻を連れてイエローナイフへ行くことにした。妻は本格的な釣りをしたことがないので、釣りとオーロラだけの旅行では十分楽しめないのではないかと思い、イエローナイフに向かう前にバンフに立ち寄ってカナディアンロッキーを観光するプランも付け加えた。そんなことでオーロラと観光と釣りを楽しむ欲張りな旅行計画となった。交通と宿泊、釣りのガイドの手配はいつも世話になっている釣りツアー会社のトラウトアンドキングにお願いした。バンフでの観光ツアーはネットで個人手配した。
1日目
出発は9月14日。12時過ぎに成田空港に着き、チェックインを済ませ、昼食にかつ丼を食べた。海外に釣りに出掛ける際は空港でかつ丼を食べるのが僕の験担ぎだ。空港は3連休の初日だったがそれほどの混雑ではなかった。
航空会社はカナダ航空を利用した。16時に搭乗し、定刻をやや過ぎた17時前に離陸した。約10時間のフライトでカルガリー空港に現地時刻9月14日11時に到着した。
成田空港の出発ロビー3連休だったがそれほど混雑していなかった
今回はカナダ航空を使った
かつ丼海外に釣りに行く際は空港でかつ丼を食べるのが僕の験担ぎだ
搭乗ゲート
機内の様子満席だった
入国手続きを終え、荷物を受け取ってロビーに出るとバンフで世話になるツアー会社の日本人ガイドが待っていてくれた。他の日本人旅行者と一緒に彼の運転するマイクロバスでバンフに向かった。空港からバンフまでは90分ほどのドライブだった。ハイウェイを走る快適なドライブだった。車窓から見える牧場風景や山の景色が目新しく、あっという間の90分だった。14時に滞在するホテル、ブリュースターズマウンテンロッジ（Brewster's Mountain Lodge）に着いた。
飛行経路ほぼ最短距離を飛んでいた
カルガリー空港のモニュメントYYCはカルガリー空港のコードだ
送迎車でバンフに向かう
カルガリー空港を出てしばらくすると道の両側に牧場が広がった
次第に山が近くなってきた
山と空と雲が織りなす景色が美しい
バンフのシンボルカスケード山正面に見える細い滝が名前の由来だ
ホテルはバンフの街のほぼ中心に建っていた。部屋に入れるのは16時からという事だったので、チェックインを済ませて荷物を預かってもらい、散策に出かけた。通りの両側に土産物屋や飲食店が立ち並ぶ典型的な観光地の街並だったが、景観に配慮した山小屋風の建物が並んでいるので、賑やかな中にも落ち着きを感じる街並だった。時間はたっぷりあったのでスーパーマーケットにも立ち寄り土産物などを買い求めた。
バンフの街並み観光地だがゴチャゴチャした感じがなくて落ち着いていた
バンフ市街から見たカスケード山
ボウ川の流れ氷河湖を水源としているので水が青く濁っている
ボウ川に架かる橋奥に見えるのは国立公園の管理事務所の建物だ
インフォメーションセンター山小屋風の造りになっていた
IGA品ぞろえが豊富なスーパーマーケットだ
土産物も安かった
16時過ぎにホテルに戻り、部屋で少し休んでから夕食を食べに再び街に出た。
滞在したホテル街の中心部に建っていて便利だった
暖炉のあるロビー
くつろげる読書コーナーもあった
客室
バスルームも広くて快適だった
部屋は2階だったが中庭に面していたこの日の夕食には人気のステーキハウス、チャックスステーキハウス（Chuck's Steakhouse）を予約しておいた。18時に入店した。店内はほぼ満席だった。まずビールを注文して、それを飲みながらゆっくりメニューを眺めた。かなり迷ったが、メインはちょっと奮発して地元産アルバータビーフのシャトーブリアンを二人でシェアする事にした。前菜にはアルバータビーフのカルパッチョと地元野菜のグリーンサラダを注文した。アルバータビーフは牧草のみで育てられているので、肉の味が濃く、噛めば噛むほど口の中に旨味が広がった。野菜も肉に負けないくらい濃い野菜本来のおいしい味がした。デザートにクレムブリュレを食べ、20時過ぎに店を出た。この時期のバンフは日没が19時過ぎなので、この時間でもまだ明るかった。土産物屋を覗きながらのんびり歩いてホテルに戻った。
夕食をとったチャックスステーキハウス比較的新しい店だが人気店になっている
店内の様子18時でほぼ満席だった
観光客より地元客の方が多いようだ
まずは地ビールで喉を潤す
同行者がいると自分が映っている写真があるので嬉しい
アルバータ牛のカルパッチョチーズとルッコラが多すぎて肉が見えない
地場産野菜のグリーンサラダ野菜の味が濃くておいしかった
アルバータ牛のシャトーブリアン
最高の肉質だった
デザートのクレムブリュレ
まだ明るかったのでのんびり散策しながらホテルに戻った
