2日目
この日は午前中に半日観光ツアーに参加し、午後は市中散策と買い物をする予定にしていた。
7時にホテル地下の朝食会場で軽めに朝食をとり、集合時刻の8時30分まではホテルの近くを散歩して過ごした。8時20分にホテルに戻りロビーで待っているとツアー会社のミニバンが迎えにきた。
朝食会場セルフスタイルだ
パン、フルーツ、ヨーグルトなどが並んでいた
こちらは飲み物コーナーシリアルもあった
朝食は軽めにした
早朝のバンフ市街カスケード山に雲がかかっていた
別のホテルでも参加者を乗せ総勢6名でツアーがスタートした。まずバンフの街外れにあるボウ滝に向かった。川幅のあるボウ川の流れが急峻な岩盤を白波を立てて流れ下る様子は迫力があった。ボウ滝の後はカスケードロックガーデンに立ち寄ってからサルファ山のバンフゴンドラに向かった。
ボウ滝
カスケードロックガーデンから見たバンフ市街バンフゴンドラは山麓の乗り場から標高2281mのサルファ山の山頂まで標高差883mを8分で上がっていく高速ゴンドラだ。ガラス張りのキャビンからはバンフの街並や周囲の山々がよく見えた。山頂駅は最上階(4階)に展望デッキがあり、3階がレストラン、2階がカナディアンロッキーの自然や歴史の展示スペース、そして1階が駅と売店になっていた。展望デッキからの眺めはまさに絶景だった。
バンフゴンドラの山麓駅大勢の観光客でにぎわっていた
高速ゴンドラに乗ってサルファ山の山頂を目指す
山頂の様子もう一つのピークまで遊歩道が整備されている
バンフの街が見下ろせた
ボウバレーの景観
建物の2階は展示スペースになっていた
一階には土産物屋があった
下りのゴンドラからみた風景その後サプライズコーナーとフードゥー展望台を見学して最後にバンフ駅に立ち寄り、12時にホテルに戻ってきた。いずれの場所から見た景色もそれぞれに印象深かった。
サプライズコーナーから見たフェアモントホテル古城を思わせるホテルだ
フードゥー奇岩が川岸にそびえ立つ景勝地だ
フードゥーの奇岩先住民が巨人と恐れた奇岩だ
ここから見るボウ川とランドネ山が美しかった
バンフ駅夏の間だけ旅客列車が停車する
この日の昼食はスーパーマーケットで食料を買ってホテルの部屋で食べることにした。ツアーガイドさんに教えてもらった、昨日とは別のスーパーマーケットに出かけた。スーパーマーケットに着くと、入り口横の広場からいい匂いが漂ってきた。見ると地元の婦人たちがホットドッグの作り立てを販売していた。詳細は分からなかったが何かのチャリティーで行っているようだった。値段も4ドルと手ごろだったので一本買ってその場で頬張った。素朴で懐かしい味だった。
スーパーマーケットの横でホットドッグを焼いていた婦人たち何かのチャリティーを行っていたようだ
いい匂いに釣られて買ったホットドッグ懐かしい味がした
スーパーマーケットでローストビーフサンドとナナイモバーとジュースを買い、ホテルに戻って食べた。こういう気楽なランチも楽しかった。
昼食を買ったネスターズマーケット（NESTERS MARKET）
この日の昼食ナナイモバーはカナダで人気のスイーツだ
午後は買い物をしたりパークミュージアムを見学したりしてのんびり過ごした。パークミュージアムにはカナディアンロッキーに住む動物たちの標本がたくさん展示されていた。生き物好きの僕にはとても楽しい場所だった。
パークミュージアムカナダ西部で最古の木造建物だ
内部にはカナディアンロッキーに住む生き物のはく製が所狭しと置かれていた
エルク日本の鹿よりかなり大きい
白頭鷲とクーガー(ピューマ)どちらもカナダの森の生態系の頂点に立つ生物だ
この日の夕食には魚料理が評判のレストラン、メープルリーフ（Maple Leaf）を予約しておいた。店はホテルの目の前だった。18時に入店するとほぼ席が埋まっていた。前日の料理がボリュームたっぷりで満腹になり過ぎたので、この日は食べ過ぎないよう少なめな注文を心掛けた。前菜はホタテ貝の鉄板焼きだけにして、メインに僕がスチールヘッド(降海型のニジマス)のグリル、妻がレッドサーモンとエビのソテーを注文した。ホタテ貝の前菜はメープルバターを使ったソースがとてもおいしかった。魚料理はどちらも盛り付けが美しく、焼き加減が抜群だった。デザートに注文した3種類のクレムブリュレの盛り合わせとホットチョコレートスフレもちょうど良い甘さ加減でとてもおいしかった。この日も結局食べ過ぎてしまった。
夕食をとったメープルリーフ魚も肉もおいしいと評判の店だ
店内の様子窓からカスケード山がよく見えた
ホタテ貝の鉄板焼きメープルバターソースがおいしかった
スチールヘッドのグリル付け合わせの野菜もおいしかった
妻が頼んだレッドサーモンとエビのソテー焼き加減が絶妙だった
3種類のクレムブリュレ
ホットチョコレートスフレ
