2019年9月カナダ旅行記(3)
3日目
この日は終日コロンビア大氷原を主目的地とするカナディアンロッキー観光ツアーに参加した。
7時にホテルの食堂で朝食をとり、食後はホテル近くの公園を散策した。朝日に染まった山の頂が美しかった、
早朝のボウ川の河畔から見た風景
朝日に輝く頂が美しかった
定刻の8時に日本人ツアーガイドが運転するミニバンがホテルにやってきた。この日のツアー参加者も6名だった。走行中はガイドさんが車窓の風景を詳しく説明をしてくれたので理解がとても深まった。まず、キャッスルマウンテンが美しく見えるボウ川のほとりで停車した。この後も風景の美しいところでは当初の予定に入っていない場所でも車を停めてくれた。レイクルイーズでは時間を多めにとって湖畔のホテルにも立ち寄った。この日は雲が低く垂れこめ、時折小雨が降るあいにくの天気だった。そのため絵葉書のような絶景は見る事ができなかったが、山と湖と氷河の織り成す雄大な自然を目の当たりにする事はできた。その後はクロウフット氷河やボウ湖で下車して景色を楽しんだ。立ち寄り予定だったペイト湖が駐車場工事の関係で立ち寄れなかったのが心残りだった。
コロンビア大氷原を目指してハイウェイを進む
道路に架かっているのは野生動物のためのオーバーパスだ
キャッスルマウンテン
イギリスの城に似た形から名付けられた
レイクルイーズ
カナディアンロッキーの中でも指折りの景勝地だ
フェアモントシャトーレイクルイーズ
レイクルイーズの湖畔に建つ高級リゾートホテルだ
ホテルのカフェの窓越しに見た風景
クロウフット氷河
カラスの足に形が似ていたことから名付けられた
残念ながら雲がかかっていてよく見えなかった
ボウ湖
車を降りた途端に雨が本降りになった
ペイト湖に向かう道は閉鎖されていた
12時前に道路沿いのドライブイン、ザ・クロッシングでビュッフェスタイルの昼食をとった。とてもおいしいという料理ではなかったが、食べたいものを食べたい分量だけ食べることができたのは良かった。
ザ・クロッシング
道沿いにある数少ないドライブインだ
大勢の観光客がビュッフェに群がっていた
この日の昼食
メインのグリルチキンは結構おいしかった
昼食後、黄葉の美しい場所で車から降りて景色を眺めていた時、山の斜面にいるマウンテンゴート(シロイワヤギ)を見つけることができた。野生の大型動物を見ることができてラッキーだった。その後はすすり泣きの壁やビッグヒル展望台で車を停めて景色を眺めたりしながらコロンビア大氷原を目指した。
黄葉が美しい山肌を見ていて上部にマウンテンゴートを見つけた
ズームアップして撮影したマウンテンゴート
大型の野生動物を見られて嬉しかった
すすり泣きの壁
雨の後は絶壁に小さな滝ができることからこの名が付いた
ビッグヒル展望台から見た風景
走ってきた道を一望できた
13時30分にコロンビア大氷原観光の拠点になっているアイスフィールドセンターに到着した。ここで大型バスに乗り換え氷原近くの中継地点に向かい、そこからは雪上車に乗り換えて氷原の上まで移動した。雪上車での移動はそれ自体が楽しいアトラクションだった。氷原では100m四方くらいの限られた範囲内を自由に行動することができた。スキー場のゲレンデにいるようにも思えるが、実際は厚さ400mもある氷の上に立っていた。周囲の氷が青みがかっていて氷河の上にいることが実感できた。25分ほど氷原に滞在して、再び雪上車と大型バスを乗り継いでアイスフィールドセンターに戻った。
アイスフィールドセンター
到着すると晴れ間が出てきた
大型バスに乗り換えて氷原を目指した
斜面を上がっていくと中継地点が見えてきた
雪上車に乗り換えて氷原に向かった
雪上車
氷原の上
指定された範囲は自由に行動できる
最上部には各国の国旗が立っていた
氷原の最上部で記念撮影
氷が青いのが氷河の証だ
アイスフィールドセンターにもどる途中で虹が見えた
氷原の下部では歩いて登るツアーも行われていた
帰路もウォーターファールレイクやバーミリオンレイクに立ち寄って景色を楽しみながらバンフまで戻ってきた。ホテルに着いたのは18時だった。
ウォーターファールレイク
水鳥の姿がよく見られることから名付けられた
バーミリオンレイク
昨日ゴンドラで上がったサルファ山が正面に見えた
この日の夕食はツアーから帰ってくる時間が未定だったため、レストランの予約はしていなかった。スパイシーなものが食べたい気分だったのでメインストリートで見かけたインドレストラン、インディアンカレーハウス(Indian Curry House)に入店した。チキンビリヤニとベジタブルカレーを頼んだところ、どちらもスパイスがしっかり効いた本格的な味だった。
夕食をとったインディアンカレーハウス
チキンビリアニ
粘り気のない長粒米がおいしかった
ベジタブルカレー
スパイスがしっかり効いていた
インド料理を食べた後は甘いものが食べたくなったので、カナダで人気のスイーツチェーン店ビーバーテイルズに入店した。ここの名物菓子が店名にもなっているビーバーテイルズだ。ビーバーの尾の形に似せた薄い楕円形に揚げた揚げパンのような菓子だ。いろいろなトッピングが選べたが、初めてだったので一番シンプルなザ・クラシックにした。適度な甘さとシナモンの香ばしさで食べ始めると止まらなくなるおいしさだった。
食後に甘いものを食べに入店したビーバーテイルズ
カナダで人気のスイーツチェーン店だ
ビーバーテイルズ
ビーバーの尾の形に揚げた揚げパンだ
いろいろなトッピングが選べる
初めてだったので一番シンプルなザ・クラシックにした