6日目午後
妻は前夜遅くまでオーロラを見ていて寝不足だったので、午後はロッジに残って体を休めることになり、午後は僕とアランだけでダンカンレイクに釣りに出かけた。この時期は産卵のためにレイクトラウトが浅場に集まってくる。その魚たちをキャスティングで狙うことにした。
水深5mほどの浅場に船を停め、スプーンをキャストした。魚探には魚の反応がたくさん出ていたがアタリは出なかった。そこでどういう誘い方が良いかアランに尋ねた。するとタダ巻きよりしっかりポーズをとった方が良いと教えてくれた。具体的には早目にリールを２回巻き、それと同じ長さポーズをとることを基本として、巻く回数やポーズの長さを時々変えるようにすればよいと説明してくれた。そしてアランが実演すると1投で魚がヒットした。
アランが釣り方の手本を見せてくれていて魚をかけた
キャッチしたレイクトラウトを見せるアランガイドは釣りの腕も一流だ
良い場所にしっかりフッキングしていたさっそく教えてもらったやり方で釣ってみた。すると面白いようにアタリが出始め、次々と魚がヒットした。3時間で20匹以上のレイクトラウトをキャッチすることができた。レイクトラウトは個体ごとに体形、体色、顔貌が異なるので釣っていて全然飽きなかった。途中で降り出した雨も気にならなかった。18時前にロッジに戻った。
教えてもらった釣り方でさっそくキャッチトキャスティングでレイクトラウトが釣れて嬉しかった
すぐに2匹目もヒット
この魚もよく引いた
良いポイントに入ればワンキャストワンフィッシュ状態だった
野生を感じさせる逞しい顔つきだ
岸寄りの浅場でよく釣れた
口元にルアーがしっかり刺さっている
湖面に顔を出した大岩アランがアリーシャロックと名付けた好ポイントだ
アリーシャロックの際で釣ったレイクトラウト
鰭がオレンジに色づいたレイクトラウト体色や体つきが魚によって異なるので釣っていて楽しい魚だ
とてもきれいなオレンジ色だ
こちらは全身が白っぽいレイクトラウト
この違いは成熟度合いや産卵の前後によるものらしい
このくらいの距離から湖岸に向けてキャストして釣る
この日は3時間足らずで20匹以上釣った
使用ルアー夕食後は雨と風の悪コンディションの中、チャネルで竿を出した。なんとかレイクトラウトを1匹キャッチすることができた。この晩は雨雲が空を覆いオーロラは見えなかった。
夕食はステーキと昨日釣ったレイクトラウトの身を使ったフィッシュコロッケだった
自家製ブルーベリーアイスがおいしかった
イブニングにチャネルで釣ったレイクトラウト風雨が強い中やっと釣った価値ある1匹だ
