6日目午前
朝起きると曇り空だったが風は昨日より弱かった。この日の午前中はパイクレイクに行くことにした。ダンカンレイクを横切り、湖岸にボートを係留して上陸した。そこから森を抜けて200mほど歩いた。パイクレイクにもエンジン付きのボートが用意されていた。このボートに乗り込んで沖に出た。まず湖の最奥部から釣り始めた。2年前はここでビーバーを見ることができたが、今年はいなかった。妻にビーバーを見せたかったので残念だった。
朝の風景
朝食は野菜たっぷりのオムレツだった
パイクレイクに向けて出発する
ジョーイが見送ってくれた
全速力で湖を横断する
5分ほどで対岸に着いた
パイクレイクに着いて準備をする
準備完了さあ出発だ
まず最奥部を目指すパイクレイクでは僕はフライタックルを使い、妻はスピニングタックルを使った。妻はスピニングタックルを使うのが初めてだったが、キャスティングとリーリングを数回練習しただけで要領を掴んでくれた。そして釣り始めて15分もしないうちに魚をヒットさせた。釣ったのは40㎝ほどのパイクだった。自分でキャストして釣ったので満足そうだった。
生まれて初めてルアーを投げた妻が開始15分でパイクをキャッチ
使用ルアーはマイヤーパンサーだ
パイクはウィードの際がポイントになる次に妻が釣ったパイクは60㎝オーバーの良型魚だった。さらにその5分後にもう1匹パイクを釣り上げた。この日も妻は絶好調だった。
懸命にファイトする妻
2匹目のパイク
この魚は60㎝オーバーだった
あっという間に3匹目をキャッチ
パイクも自分で持てるようになった僕はこの時点でまだ1匹もキャッチできていなかった。さすがに少々焦ってきた。次にアランが選んでくれたポイントは大きな岩の前の水深がある場所だった。キャストして少し待ち、フライをしっかり沈めてからリトリーブを開始した。数回ラインを手繰ったところでずしっと重いアタリがあった。左手でラインを引いてしっかり合わせた。次の瞬間、身体ごと持っていかれそうな強さでロッドが引き込まれた。かかった魚は明らかに大物だった。時間をかけ慎重にファイトして魚を徐々に寄せてきた。水面下に見えた魚体は丸太のように太かった。ボート際まで寄せてからも激しく抵抗され、何回もラインを引き出されたりしたが、最後はアランの差し出すネットに魚を誘導できた。ボートに揚て体長を計ると107㎝あった。僕が今までフライで釣ったパイクの中で一番大きかった。妻に勇姿（？）を見せることができてちょっと誇らしかった。
この日最初にかけた魚と慎重にファイトする
107㎝の大物面目が保てた(笑)
アランも大喜びだ
この爬虫類的な顔つきが堪らない
優しく水に戻した
使用フライワイヤーリーダーとフライはスナップで連結した
岩の前の深みでヒットした次にアランが選んだポイントは昨年まで使っていたビーバーの巣の前だった。そこでは僕が83㎝のパイクを、妻が55㎝のパイクをキャッチした。その後もう1匹僕が釣った時に正午になった。釣りを終えて湖岸で昼食にした。アリーシャが作ってくれたラップサンドがおいしかった。パイクレイクでの釣りを十分楽しんだので、ロッジに一旦戻ることにした。パイクレイクでの釣果は僕が3匹、妻が4匹だった。
ビーバーの巣昨年まで使われていたものだ
その前でキャッチした良型
83㎝あった
妻もここで4匹目をキャッチ
湖岸にボートを停めて上陸する
この日の昼食ラップサンドがおいしかった
釣りを終えてロッジに戻る
良い釣りができてアランも満足そうだ
