2022年9月下旬に阪急交通社の団体ツアーに参加して妻とフランスを旅行してきた。きっかけは一枚のチラシだった。今年春に阪急交通社のツアーで東北へ旅行して以来、同社から旅行のパンフレットやチラシが送られてくるようになった。その中にパリを中心にフランス北西部の主要観光地を巡るツアーのチラシが入っていた。その時点では帰国前の新型コロナウイルスのPCR検査が必須だったので、ツアーの旅程にPCR検査の受検が含まれているものだった。今年6月にタイへ個人旅行した際、帰国前の検査の手配が面倒だったので、それが旅程に組み込まれているのはありがたいと思った。
阪急交通社のチラシこれを見て今回のフランス旅行を思い立った
コロナ前は毎年妻と海外旅行に出かけていたがコロナの影響で2年ほど行けないでいた。フランスは以前から行ってみたいと思っていた旅行先だったので、このツアーへの参加を考え始めた。当初は来年春の日程で検討していたが9月下旬のツアーが催行確定になったと聞いて善は急げとばかり申し込んだ。
ツアーの旅程は7泊8日。前半はルーアン、モンサンミッシェル、ロワールなど地方の観光地を巡り、後半はパリに連泊してヴェルサイユ宮殿、ルーヴル美術館などのメジャーな観光スポットを訪れるツアー内容だった。オプションでシャンパーニュ地方への日帰りツアーが用意されていたのでこれも申し込んだ。フランスは僕も妻も初めて旅行する国だ。出発前からとても楽しみだった。旅行ガイドや会話帳を買ったりネットで情報収集したりして楽しく準備にあたった。
旅行前に準備したガイドブックと会話帳前日～1日目
出発は9月21日。8時30分羽田発の便でパリに向かうため集合時刻が6時30分に設定されていた。始発電車に乗ればぎりぎり間に合うが不慮の事態も起こり得るため、羽田空港内のホテルに前泊することにした。前日の午後自宅を出て羽田空港第3ターミナルにあるロイヤルパークホテルに16時過ぎにチェックインした。夕食は空港内のとんかつ屋でとった。ゆったりした気分で旅行前夜を過ごすことができた。
旅行前日夕方の羽田空港前泊したのは初めてだ
ホテルの入口出発ロビーに直結しているのでとても便利だった
客室
部屋からモノレールが見えた
夕食をとった空港内のとんかつ屋さんまだほとんどの飲食店が閉まっていた
ロースかつ定食肉厚でおいしかった
出発当日は6時前にホテルをチェックアウトした。6時に出発ロビーの集合場所に向かうと我々が一番乗りだった。しばらくすると参加者が次々と集まってきた。参加者は総勢20名だった。阪急交通社からはフランスに精通しているベテラン添乗員のA氏とコロナ後の現地の状況を視察するための本社スタッフが1名同行した。
朝6時の国際線出発ロビー閑散としていた
チェックインと出国はとてもスムーズだった。搭乗まで時間があったので搭乗ロビーの売店を見て回った。免税店は賑わっていたがブランド店は大部分が休業していたり営業時間外だったりして閉まっていた。集合前に空港内のコンビニで買ったおにぎりで軽く朝食をとった。
搭乗ロビーの免税店朝から賑わっていた
ブランド店はまだ開いていなかった半分くらいは営業休止中だった
朝食にコンビニで買ったおにぎりを食べた8時20分に搭乗した。幸運なことに4人掛けの座席列に我々だけだったので1人2席使うことができた。搭乗したパリのシャルル・ド・ゴール空港行きの日本航空45便に定刻に離陸した。
搭乗ゲートヨーロッパに行くのは11年ぶりだ
機内の様子座席は半分くらい埋まっていた
通常であれば羽田からパリまでの飛行時間は10時間ほどだ。だがロシアによるウクライナ侵攻の影響でロシア上空の飛行が禁止されている。そのため大きく迂回したルートを飛行しなければならなかった。往路はアラスカ、グリーンランド、イギリス上空を飛ぶ北回りルートを飛行するため飛行時間は15時間が予定されていた。
離陸後水平飛行に移行して少しすると食事がサービスされた。とてもおいしい食事だった。食後は5時間ほど仮眠し、その後は映画を見たりゲームをしたりして過ごした。到着の2時間ほど前に2度目の食事がサービスされた。タニタとコラボした健康に配慮したヘルシーメニューだった。
機内食有名シェフとのコラボメニューでとてもおいしかった
デザートのハーゲンダッツのアイスクリーム
食事の後は仮眠をとった
暗い中配られたパンギャレーに菓子なども置かれていた
到着前に出た軽食タニタとのコラボでヘルシーな献立になっていた
当初の予定より1時間ほど早い現地時刻の15時40分にパリ郊外のシャルル・ド・ゴール空港に着陸した。飛行時間は14時間。機内で長時間過ごすのは苦手な方ではなかったが、さすがにぐったりした。
飛行経路ロシア上空が飛べないので大きく東に迂回して飛んでいた
アラスカからグリーンランドとイギリスの上空を飛んでパリに向かっていた入国審査を通過し、預け入れ荷物を受け取って到着ロビーに出ると、現地ツアー会社の日本人スタッフが出迎えてくれた。彼の案内でバスに向かった。バスに乗り込みこの日の宿泊先である空港近くのホテルに移動した。
到着したシャルル・ド・ゴール空港入国審査はスムーズだった
預け入れ荷物の受け取り場所
添乗員の後に続いてバスまで移動する
バスで空港近くのホテルに向かった20分ほどでホテルに着いた。部屋は少し狭かった。フライトの疲れで食欲があまりなかったので、空港内にあった現地のコンビニ、モノップで買ったパンとジュースで夕食を済ませた。ごく普通のパン・オ・ショコラとクロワッサン・ダマンドだったがとてもおいしかった。シャワーを浴びて21時に就寝した。
使用したバス参加人数は20人だったが毎日大型バスで移動した
宿泊したイビススタイルズ・パリ・ロワシー・CDG
客室ベッドの寝心地は良かったが部屋が少し狭かった
浴室シャワーカーテンではなくアクリル板なのがヨーロッパらしい
夕食は空港のコンビニで買ったパンとオレンジジュースで軽く済ませたどちらもとてもおいしかった
