2012年2月ハワイ旅行記(3)
三日日
朝5時前に起きてホテルを出た。この日は早朝からダイヤモンドヘッドに登るツアーに参加した。5時半に集合しバスで登山口に向かった。登山口に着いたときは辺りはまだ暗かった。登山口にはすでに百人以上の人が集まっていた。
ダイヤモンドヘッド登山口から見たふもとの様子
まだ.周囲は真っ暗だった
貸してもらったサーチライトを頼りに山道を頂上に向かった。最初は楽な道だったが、徐々に傾斜がきつくなり息も少し切れてきた。頂上が近づくにつれて少しずつ明るくなってきた。頂上までは30分ほどの道のりだった。頂上から見た夜明けのホノルルの街が美しかった。
山頂から見たホノルル市街
風景を見るのなら昼間の方が美しいかもしれない
日の出を待つ登山客
色々な国の人たちが登ってきていた
山頂から少し下がったところにある展望台で日の出を待った。水平線に雲が少しあったが、雲の上から見え始めた朝日がまぶしかった。
ダイアモンドヘッドから見た日の出
とてもすがすがしい気分になれた
山を降り、バスでカイルアの町に向かった。朝食はカイルアにあるパンケーキの有名店、ブーツ&キモズでとることになっていた。道が少し混んでいたこともあり、移動に45分ほどかかった。店の前では10名以上が順番を待っていたが、ツアーで予約してあったので優先的に着席することができた。名物のココナッツミルクのかかったパンケーキは見た目ほど重くなく、驚くくらいおいしかった。これだけの人が食べに来る理由が分かった気がした。
ブーツ&キモズの店頭
多くの客が入店待ちをしていた
ブーツ&キモズの店内
スポーツ関係の品がたくさん飾ってあって明るい雰囲気だった
看板メニューのマカデミアパンケーキ
見た目ほどソースが重たくないのですいすい口に入ってしまった
食後は30分ほどビーチを散策した。波の穏やかな美しいビーチだった。
カイルアビーチ
波の穏やかな美しいビーチだった
10時過ぎにホテルに戻り、1時間ほど仮眠してから再び街に出た。アラモアナまでトロリーで移動し、アラモアナセンターを散策した後、昼食をとりにリケリケ・ドライブインに向かった。
ここも歴史のある店で、店内はいかにもアメリカのファミリーレストランという雰囲気だった。ここではサイミンとロコモコ、それに名物のレモンシフォンパイを注文した。
リケリケ・ドライブインの看板
アラモアナから北に5分ほど歩いたところにある
リケリケ・ドライブインの店内
昔ながらのファミリーレストランといった雰囲気でとてもくつろげた
サイミンは沖縄ソバに近い雰囲気のエビダシが効いた麺料理だった。さっぱりしていてとても気に入った。ロコモコはグレービーソースがさっぱり目で意外と薄口だった。
一番おいしかったのはレモンシフォンパイだった。この店はおいしいサイミンが食べたくてネットで検索して探した店なのだが、ヒットしたページのほとんどにレモンシフォンパイのことが書いてあり、是非食べてみなくてはと思い注文した品だったのだ。ネットのおかげで美味しいものにめぐり合えて嬉しかった。
サイミン
エビダシのさっぱりとした胃に優しい料理だった
ハワイのローカル米飯料理の代表格、ロコモコ
グレービーソースに隠れているが、大きなパテがご飯の上に乗っている
この店の一押しメニュー、レモンシフォンパイ
ふわふわなレモンクリームとさっぱり目の生クリームが
素晴らしくおいしかった
食後は近くにあったドンキホーテで買い物をした。海外でスーパーマーケットをのぞくのは楽しい。
ドン・キホーテの店内
地元ならではの商品を見て回ったり、
日本で売っている商品の価格を比べたりしていると
あっという間に時間が経ってしまう
ホテルに戻り、夕方はロミロミマッサージを受けたりしてリラックスして過ごした。ロミロミマッサージはマイルドでとても心地よかった。
夜はステーキを食べに出かけた。ワイキキ周辺には美味しそうなステーキハウスが何軒かあったが、僕好みの老舗な雰囲気のあるハイズステーキハウスに決め、日本から予約を入れておいた。
店はイメージしていた通りの重厚な雰囲気だった。サービスのスタッフはみな気さくでとても居心地がよかった。
ハイズステーキハウス(注:リンク、音が出ます)の看板
店はクヒオ通りにある
ハイズステーキハウスの店内
造りは重厚だが、サービスはとてもフレンドリーだった
最近胃袋が小さくなっていることを自覚しているので、前菜は注文せずに、シャトーブリアンステーキとデザートだけを注文した。ステーキはジューシーでかつ肉本来の旨味も強く、とてもおいしかった。
最上級牛のシャトーブリアンステーキ
炉で焼いた肉はおいしい
デザートはテーブルの脇でフランベして仕上げてくれた。パフォーマンスも味も見事だった。旅行最後の夜にふさわしい食事だった。
デザートはテーブルの脇でフランベして仕上げてくれる
手際の良さに思わず見惚れてしまった
完成したチェリーズ・ジュビリー
古典的だが文句なしにおいしい