イタリアへ観光旅行に行くことにした。
日数は現地８泊、ローマ、フィレンツェ、ミラノの三都市を巡ることにした。
できるだけ自由に観光できるよう、旅行会社で往復の飛行機と都市間の移動列車、そしてホテルだけを予約できるフリープランのツアーを申し込んだ。加えて、人気が高く事前予約が必要な博物館や美術館の見学についてはオプションのツアーを申し込んだ。
出発は８月１９日。飛行機の離陸が１３時過ぎなので、ゆっくり起きて家を出た。夏の旅行なので着替えもそう多くはない。長旅の割に荷物は軽かった。
ユーロへの両替は成田空港で行った。結果的にこれはかなり得だった。現金を必要とするのは観光と食事だけなので両替額は最低限に抑えた。
飛行機は定刻の１３時３０分に離陸した。アリタリア航空を利用したので、機内から雰囲気はイタリアだった。飛行時間は１２時間。時差が７時間あるので到着は現地時刻で１８時半の予定だった。
機内食を食べてからは、イタリア語の一夜漬け。挨拶と数字以外にいくつかのフレーズを暗記した。
「イル コント ペルファヴォーレ （会計お願いします）」
「ポッソ パガーレ コン カルテ デ クレジート （クレジットカードで払えますか）」
「ポッソ フォトグラファーレ （写真撮ってもよいですか）」
「ドヴェ イル バンニョ （トイレはどこですか）」
あとはひたすら仮眠。さすがに１２時間は長かった。いい加減飽きたころに飛行機は高度を下げ始めた。ローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港にほぼ定刻の１８時４０分に到着した。
入国手続きはとても簡単だった。通関もほとんどフリーパスで１９時過ぎにはピックアップの現地スタッフと会うことができた。
空港からローマ市内のホテルまでは車で移動した。高速道路を２０分ほど走り、一般道を５分ほど行くと城壁が見えてきた。この中がローマ旧市街になる。
ホテルは鉄道のローマ駅（テルミニ駅）のすぐそばにあった。ホテル到着は１９時半を過ぎていたが、サマータイムだということもあり、まだ日没前だった。
空港から市内まで約30分目の前に見える城壁を過ぎると旧市街に入る
ホテルの部屋から見た夕暮れのローマ市内サマータイムなので、日没は午後８時ごろだった
宿泊したホテル、アンブラ・パラス（翌朝撮影）ホテルが建っていたのはアジア人街だったが、治安の悪さは感じなかった
ホテルの部屋スタッフも親切で快適なホテルだった
部屋に荷物を置き、夕食に出かけた。ピザが食べたかったので、ホテルのフロントに尋ね、最寄りの美味しい店を紹介してもらった。ホテルでは英語が通じるので助かった。
紹介されたレストランはホテルから歩いて５分ほどのところにあった。前菜の盛り合わせと二種類のピザを頼んだ。喉が渇いていたのでワインではなく生ビールを注文。イタリアの生ビールは軽めの喉越しで僕好みだった。
本場のピザを食べて、改めてイタリアに来たことを実感した。
イタリア最初の食事はピザホテルで紹介してもらったリストランテーピッエリア アンジェロ
前菜の盛り合わせ生ビールとよく合う味だった
キノコのピザイタリアで食べたピザで一番おいしいピザだった
