3日目
この日は日帰りツアーに参加してミルフォードサウンドを観光する予定だった。
時差の関係もあり5時前に目が覚めた。前夜しっかり食べたので朝食はクッキーとミルクで軽く済ませた。
朝食はクッキーとミルクで軽く済ませたツアーの集合場所が宿から少し離れたホテルのロビーだったので、6時50分の集合時刻に間に合うよう15分前に宿を出た。空には低く雲が垂れ込めて今にも雨が降り出しそうだった。
ツアー集合場所に指定されたコプソーンホテル宿から歩いて10分ほどだった
集合時刻より10分ほど遅れてツアーのバスがやってきた。さっそく乗車してミルフォードサウンドを目指した。クイーンズタウンからミルフォードサウンドまでは約300㎞の道のりだ。走り始めて1時間ほどすると雨が降り出してきた。休憩地点のテアナウに着く頃には本降りとなっていた。
ミルフォードサウンドにむけて走る約300㎞の道のりだ
テアナウに着いたのは9時30分だった。ここで30分ほど時間があったのでカフェでチーズマフィンとミックスフルーツを購入して2度目の朝食にした。
乗車したバス
テアナウの休憩所のカフェ
チーズマフィンとカットフルーツで2度目の朝食をとったテアナウから先は山間を走るワインディングロードが続いた。雨だけでなく風も強くなってきた。天気が良ければ窓外の景色が楽しめたはずだが降りしきる雨のせいで視界が悪かった。でもその雨のおかげで山肌を流れ落ちる滝は水量が増えて迫力満点だった。途中の絶景スポットで何回か小休止しながらミルフォードサウンドに向かった。
トイレ休憩で立ち寄ったキャンプ場の公衆トイレとても清潔だった
雨で視界が悪く景色は楽しめなかった
絶景スポットではバスを降りて写真撮影ができた雨のおかげで滝の迫力は増していた
グラスルーフバスだが雨で曇ってしまって残念だった
山肌には幾筋もの滝ができていた晴れていればさぞかし絶景なのだろう
澄んだ水が流れるモンキークリークも少し濁りが入っていた
ホーマートンネル交互通行になっていた
切り立った山肌に沿って道が続いていたミルフォードサウンドの港に着いたのは13時だった。着いてすぐに遊覧船に乗り込んだ。船上には昼食のランチボックスが用意されていた。
到着したミルフォードサウンドの港の遊覧船乗場
クルーズを楽しんだ船想像していたより大きな船だった
船内の様子2階席に案内された
ランチボックスシンプルだが味はなかなか良かった
13時15分に湾内クルーズに出航した。船は時計回りに海岸に沿って湾口方向に進んでいった。進行方向左側の席に座っていたので海岸の切り立つ山肌がよく見えた。雨で水量を増した滝が大迫力だった。途中で屋上のデッキにも出てみたが風雨が強くて長居はできなかった。
湾内は雨で見通しが悪かった
船の位置や水深などがモニターに表示されていた岸のすぐ近くだが水深は244mもあった
海に落ちる滝別の遊覧船が滝のすぐ近くまで寄っていた
屋上デッキから見た風景海岸の岩肌に幾筋もの滝ができていた
船の後方には航跡が伸びていた40分ほど航行して湾口で折り返し、反対側の海岸沿いに航行して港に戻ってきた。天気が悪くて絶景が眺められなかったのは残念だが荒天のミルフフォードサウンドもこれはこれでよい体験だった。
湾口で折り返した
操舵室
強風で滝を落ちる水が巻き上げられていた
滝から凄まじい水煙が立っていた
1時間半ほどで港に戻ってきた時刻は15時だった。再びバスに乗ってクイーンズタウンまで戻った。途中テアナウで休憩する頃には雨が上がって青空が見え始めた。19時半にホテルに着いた。
再びバスに乗ってクイーンズタウンに戻った
帰路のホーマートンネル建設当時の岩肌がむき出しになっていた
帰路もテアナウで休憩した
テアナウを過ぎると青空が見え始めた
ワカティプ湖の向こうにクイーンズタウンの町が見えてきたホテルに荷物を置いてすぐ夕食をとりに町に出た。夕食はクイーンズタウンでもっとも人気があるハンバーガーショップ、ファーグバーガーのハンバーガーを食べることにした。店内はとても混雑していたのでテイクアウトしてホテルに戻って食べることにした。
ファーグバーガークイーンズタウンで一番人気のハンバーガーショップだ
注文までに10分ほど、注文してからさらに20分ほど待ってハンバーガーをゲットした。飲み物は待ち時間の間に近くのコンビニで調達しておいた。ハンバーガーが冷めないうちにホテルに戻ってかぶりついた。パテがとてもボリューミーで肉の旨味がはっきり感じられるおいしいハンバーガーだった。
店名と同じ名のファーグバーガー一番人気のハンバーガーだ
