2023年11月ニュージーランド旅行記(4)
4日目
マウントクックへの移動日だ。マウントクックは一度行ってみたかった場所だった。当地にある老舗ホテルのハーミテージに滞在することも今回の旅行の目的の一つだった。前日に購入しておいたデニッシュで朝食を済ませ、7時にホテルを出発した。
7時にホテルを出てマウントクックを目指した
マウントクックまでは250㎞ほどの道のりだ。クイーンズタウンを出てしばらくは交通量が多くてやや気を使うドライブだった。しかし30分ほど走ると交通量が少なくなって車窓の風景を楽しみながらドライブできるようになった
ニュージーランドは左側通行なので運転しやすい
天気が良くて快適なドライブだった
2時間ほど走って眺めの良いリンディサミットで小休止した。日本では見ることができない景色が広がっていた。その先のオマラマの町でトイレ休憩をとって先に進んだ。
南島で利用したレンタカー
トヨタ車だった
リンディサミット
眺めの良い峠だった
オマラマの町の公衆トイレ
ニュージーランドのトイレは清潔で気持ちよく利用できる
トワイゼルの先で幹線道路を外れプカキ湖に沿って北上した。プカキ湖畔までは天気が良かったがマウントクックが近づくにつれて雲が多くなり、マウントクックに着いた時には冷たい雨が本降りだった。降りしきる雨の中、車をハーミテージホテルの駐車場に停めた。時刻は11時半だった。
プカキ湖畔の展望スポット
マウントクック方面は雲の中だった
到着したハーミテージホテル
冷たい雨が降っていた
ホテル2階のカフェで昼食をとりながら天候が回復するのを待った。だが雨が上がる兆しは見られなかった。仕方ないのでチェックインが可能となる14時までホテルの中で待機することにした。
ホテル内のカフェ
天気が悪いので人が多かった
昼食のベジタブルラップとベーグルサンド
ハーミテージホテルでは眺めの良い部屋を予約しておいた。14時ちょうどにチェックインを済ませフロントで鍵を受け取って部屋に向かった。部屋は最上階の窓が大きなとても素敵な部屋だった。本来なら真正面にマウントクックの勇姿を拝めるはずだが、あいにく雲の中だった。それでも眺望は十分素晴らしかった。窓から外を眺めながら天候が回復するのを待った。
ホテルのフロント
チェックイン開始時刻の2時にルームキーを受け取った
宿泊した客室
最上階のとても良い部屋だった
窓からの眺め
雨で視界が悪かった
30分ほど経つと外が徐々に明るくなってきた。確証はないが天候が回復してくる予感がした。まだ小雨が降っていたがフッカーバレーのトレッキングに出かけることにした。身支度を整えてホテルを出た。車で5分ほど走って出発点となるホワイトホースヒルキャンプ場の駐車場まで移動した。
フッカーバレートラックの出発点
歩き始めるとすぐに雨が上がった。景色を楽しみながらのんびり歩いた。整備された歩きやすい道だった。
歩き出してすぐに雨が上がった
途中の展望台からの眺め
正面にミュラー湖、右手に吊り橋が見えた
第一の吊り橋
フッカーバレートラックには吊り橋が3つある
眼下のフッカーリバーには緑白色に濁った水が流れていた
整備された歩きやすい道だった
二つ目の吊り橋の手前まで歩いて振り返るとプカキ湖方面には青空が広がっていた。この辺りでマウントクックリリーの花を見る事ができた。純白のとても綺麗な花だった。この花を見る事も旅行前からの楽しみの一つだったので実際に見ることができてとても嬉しかった。
プカキ湖方面には青空が広がっていた
マウントクックリリーの花
この花を見るのも旅の目的の一つだった
第二の吊り橋が見えてきた
第二の吊り橋
風で揺れて渡るのが少し怖かった
1時間ほど歩いて二つ目の吊り橋を越えた地点までやってきた。そこからはマウントクックを間近に眺めることができた。山麓ははっきり見えたが山頂部は残念ながら雲の中だった。まだ道は先に続いていたが疲れが出始めていたので引き返すことにした。駐車場に着いたのは16時だった。車でホテルに戻った。
1時間ほど歩いた地点で引き返すことにした
マウントクックが目の前に見えたが山頂は拝めなかった
ミュラー湖と周囲のモレーンが綺麗に見えた
往復2時間のトレッキングを楽しんだ
もうすぐ駐車場だ
遠くにハーミテージホテルが見えた
ハーミテージホテルの全景
ニュージーランドを代表する名門ホテルだ
ホテルの前にはエドモンドヒラリー卿の像が立っていた
部屋で少し寛いだ後、19時からメインダイニングで夕食をとった。夕食はビュッフェスタイルだった。前菜からデザートまでたくさんの種類の料理が並んでいた。そのどれもがおいしかった。たくさん食べてしまった。マウントクックサンセットという名のオリジナルカクテルも注文した。甘くてとてもおいしいカクテルだった。
部屋からの眺め
夕食をとったレストラン
ビュッフェスタイルだった
シーフードの前菜のコーナー
種類が豊富だった
前菜のサーモン
どれもおいしかった
何回もお代わりして食べ過ぎてしまった
オリジナルカクテルのマウントクックサンセット
甘くておいしかった
デザートもたくさん種類があった
夕食を終える頃、マウントクックにかかっていた雲が消えて夕日に染まる山頂が姿を現してくれた。とても美しい光景だった。
食事を終えるとマウントクックの山頂が姿を現した