9日目～帰国
早起きする必要はなかったが、前日までと同じように5時過ぎに目が覚めた。朝食まではベッドの上でネットを見たりして過ごした。7時30分に朝食をとりにレストランに向かった。朝食はビュッフェスタイルだった。いつも通り軽めに済ませた。
朝の風景
朝食8時30分にチェックアウトした。9時出発予定の空港への送迎バスの発車時刻までロビーで待機した。8時50分にバスに乗り込んだ。ティアナが見送ってくれた。
チェックアウトを済ませて送迎バスの出発を待った
送迎バス
ティアナが見送ってくれたティアナにはとても世話になった
バスは30分ほどでホーキンス空港に着いた。チェックインはまだ始まっていなかったので空港の建物内で待機した。エアコンのないエリアだったので蒸し暑かった。10時15分にチェックインが始まった。チェックインをすぐに済ませて搭乗待合室に移動した。搭乗待合室はエアコンが効いていた。同じ便で帰るツアーメンバーがラウンジの優待券を持っていたのでラウンジで待機することができた。とても快適だった。
キンベの町の様子動画はこちら
チェックインロビーかなり蒸し暑かった
搭乗待合室こちらはエアコンが効いていた
ラウンジを利用することができた搭乗券に書かれた搭乗予定時刻は11時10分だった。だがその時刻になっても空港に飛行機は到着していなかった。遅延するのではないかと不安になった。11時15分に飛行機がやっと到着した。乗客はそれほど多くないので降機はすぐに完了した。11時25分には搭乗開始のアナウンスがあった。搭乗したポートモレスビー便は定刻を5分遅れたが11時40分にホーキンス空港を離陸した。
搭乗機到着がぎりぎりだったので少し心配した
機内の様子ポートモレスビー空港に着陸したのは13時10分だった。飛行機から徒歩でターミナルへ向かった。預け入れ荷物の受け取り場で5分ほど待っていると僕の荷物が出てきた。ここからは時間との戦いだ。速足で国際線ターミナルを目指した。ターミナルの建物に入るとまっすぐシンガポール便のチェックインカウンターへ向かった。カウンターの前には30人ほどが列を作っていた。その最後尾に並んだ。時刻は13時25分だった。列に並びさえすれば搭乗できないことはないだろう。安堵感がこみ上げてきた。
到着したポートモレスビー空港
ターミナルまでは歩いて移動した
預け入れ荷物受取場荷物は5分ほどで出てきた
シンガポール便のチェックインを待つ行列ここに並べばもう安心だ
列の進みは遅かった。僕の番になったのは14時過ぎだった。係員に聞くと出発が遅れるようだった。ｅチケットを提示して手続きを始めると最終の行き先はどこかと尋ねられた。シンガポールで夜中の日本航空便に乗り継いで羽田に向かうと答えると預け入れ荷物を羽田までスルーで手続きしておくと言われた。ロストバゲージが少し心配だったが申し出をありがたく受け入れた。
出国前に手持ちのキナをシンガポールドルに両替したかったので両替所で尋ねたがシンガポールドルの持ち合わせがないと断られてしまった。仕方ないのでキナを持ったまま出国することにした。出国審査はとても簡単だった。
国際線の搭乗待合室には小規模だが免税店があった。安売りをしていたオーストラリアのチョコレートを土産に買った。ロビーの椅子に座って一息つき、カフェでコーヒーを買って飲んだ。パプアニューギニアのコーヒーはおいしかった。
国際線の搭乗待合室
小規模だが免税店があった
カフェで購入したコーヒーパプアニューギニアのコーヒーはおいしかった
定刻より2時間近く遅れて16時20分に搭乗が始まった。シンガポール便は16時40分にポートモレスビー空港を離陸した。
2時間近く遅れて搭乗が始まった客席は8割方埋まっていた。離陸して1時間ほどすると機内食がサービスされた。白身魚のオーロラソース掛けだった。朝食以降ほとんど何も食べていなかったのでおいしく完食した。食後は少し眠った。
機内の様子
機内食朝からほとんど食べていなかったのでおいしく完食した
飛行経路シンガポールのチャンギ空港に着いたのは20時50分だった。予定より遅かったが羽田便の出発が25時50分だったので時間はたっぷりあった。荷物をスルーにしてもらったのでシンガポールに入国する必要はなかったが、入国するつもりで事前にネットで電子入国手続きを済ませていたので入国することにした。電子入国申請済みの者の入国は自動化されていてとてもスムーズだった。対面の審査は全くなかった。入国後、念のため預け入れ荷物の受取カウンターに立ち寄って僕の荷物が出てきていないことを確認した。
到着したシンガポールのチャンギ空港
イミグレーション事前にネットで手続きしてあったのでとてもスムーズだった
シンガポールに入国しても特にやりたいことや買いたいものがあるわけではなかった。ただ、ジュエルという空港のターミナルに直結した大規模ショッピングモールが最近オープンしたと聞いていたのでそこには行ってみたかった。到着ロビーから人の流れに従って歩いていくと目の前に巨大な吹き抜けとその中央を流れ落ちる水柱が目に飛び込んできた。ジュエルのシンボルの人工滝、レイン・ボルテックスだった。少しすると光と音のショーが始まった。音楽に合わせて色が変わる巨大な水柱は圧巻のスケールだった。
ショーの後は地下のフードコートを探検した。お腹が空いていたので何か食べようと思ったが人の多さに圧倒されてしまった。今朝まで人の少ない場所にいたせいだろうか。
ジュエルのシンボルのレイン・ボルテックスとにかくスケールが大きい
光と音のショー大迫力だった
早々にターミナルビルに戻った。出発フロアの端に地元料理の店を見つけた。ここでラクサを食べた。久しぶりに食べる本場のラクサはスパイシーでとてもおいしかった。
出発フロアの端にあった地元料理の店
ラクサとライムジューススパイシーでおいしかった
その後は日本航空のカウンターの近くの椅子で時間を潰し、チェックイン開始と同時に搭乗手続きを済ませた。チェックイン後はすぐにシンガポールを出国した。出国手続きも自動化されていた。滞在時間はわずか2時間だった。
日本航空のチェックインカウンター出国後は免税店を見て回ったりフードコートでワンタンミーを食べたりして過ごした。それでもまだ時間があったので搭乗ゲート近くの椅子で本を読んでいた。25時20分に搭乗し、同50分に離陸した。離陸後は翌朝の食事が配られるまでずっと寝ていた。
フードコートのヌードルショップ
好物のワンタンミーを食べた
羽田便の搭乗ゲート
機内の様子すぐに照明が落とされた
飛行経路8時過ぎに朝食がサービスされた。久しぶりに食べる和風の献立だった。着陸前には機窓から富士山が見えた。これまでの海外旅行ではそんなことを思ったことはなかったのだが、今回は帰ってきたんだなぁと感じた。搭乗機は9時50分に羽田空港に着陸した。
朝食久しぶりの和食だった
機窓から見えた富士山日本への入国もコロナ関連の手続きが一切なくなったのでとても簡便だった。預け入れ荷物も無事に受け取れた。最後の税関審査も事前登録しておいたので自動ゲートで通過することができた。
到着ロビーに出てまず空港内の吉野家に向かった。海外釣行から帰ったら吉野家の牛丼を食べるのが僕のルーティーンだ。
吉野家の牛丼海外旅行から帰国したら牛丼を食べるのが僕のルーティーンだ
牛丼を食べながら今回の釣行を思い返した。移動はトラブルに見舞われて大変な思いをさせられたし、現地では川のコンディションが今一つで連日厳しい釣りを強いられた。肉体的にも精神的にもとてもタフな釣行だった。だが、それだけに子供の頃からの憧れの地だったニューギニアのジャングルを訪れる事ができてとても嬉しかったし、念願のパプアンバスを釣った喜びがとても大きいものとなった。今回の釣行は僕の海外釣行の集大成と言えるほど思い出深い旅となった。
