ソウル２０１１年夏食い倒れ旅行記（３）

３日目

３日目の朝は９時過ぎにホテルを出て、コマキンパッ(細海苔巻き)を食べにクジャンシジャン(広蔵市場)に向かった。今までは持ち帰ってホテルで食べていたが、今回はその場で食べてきた。毎度のことながら、食べ始めると止まらない美味しいキンパッだった。

　広蔵市場の通称マヤキンパッの屋台
　周辺には偽物（？）の屋台も出ているので要注意

　二人前のコマキンパッ
　何の変哲もない海苔巻だが食べ始めると止まらない


食後は市場を散策してからホテルに戻り、１１時過ぎチェックアウトして荷物をホテルに預けて街に出た。
昼食は南大門市場にある地元の人に人気の冷麺店、プオンミョノで冷麺を食べることにした。店は洋服店の並ぶ路地の洋服店の二階にあり、入り口を探すのに少し手間取った。店内は地元の客で満席だったが少し待って座ることができた。冷麺とピンデトック(緑豆のチヂミ)を注文した。ピンデトックはとても素朴で味わい深かった。冷麺もさっぱりした美味しさだった。

　南大門市場にある冷麺の老舗、プオンミョノッ
　洋服屋の二階にある
　中央の青い看板が目印

　店内の様子
　昼食時で満席だった

　冷麺とピンデトック
　どちらも素朴で優しい味だった


食後は南大門でホットックを食べたり、明洞のショップ巡りをしたりして街歩きを満喫した。

南大門の皇帝ホットックの売店（左）と 　ホットック（右） 　ここのホットックは味が濃くておいしい

１５時過ぎに早めの夕食を食べることにした。最後の食事に選んだ店はチュンムロテジカルビ、豚カルビが美味しいと評判の店だ。店は明洞から１０分くらい歩いたチュンムロ(忠武路)にあった。入店したのが中途半端な時間帯だったので、日本語のわかるご主人は不在だったが、店のスタッフと片言の韓国語でなんとか意思疎通することができた。
この店では味付け豚カルビとサムギョプサルを注文した。どちらの肉も豚肉の風味がしっかりしていてとても美味しかった。一人前の量も多く、値段もとても良心的だった。

　忠武路にある忠武路テジカルビ
　明洞から歩いて１０分くらいだった

　店内はいたってシンプルな作り
　中途半端な時間に入店したので他に客はいなかった

　味付けテジカルビとサムギョプサル
　ここは網で焼くタイプ


食後、甘いものが食べたくなったので明洞に戻ってパッピンスを食べることにした。特に店は決めていなかったので、歩きながら探して目に付いたナチュールに入ることにした。ソウルでよく見かけるアイスクリームのチェーン店だ。ここでは緑茶パッピンスを注文した。何気なく入った店だったので、あまり期待していなかったのだが、緑茶の風味がさっぱりしていて素晴らしく美味しかった。さらに別の喫茶店でティラミスを食べ、ソウル食い倒れ旅行を締めくくった。

左：ソウル市内で良く見かけるナチュール 　　　高級アイスクリームのチェーン店だ 　右：緑茶パッピンス 　　　さっぱりした味で食後にぴったりだった

１７時にホテルに戻り、荷物をピックアップしてタクシーで金浦空港に向かった。渋滞にもほとんど合わず４０分ほどで空港に着いた。帰路も順調で２２時には羽田空港に到着した。今回もソウルの食のバリエーションの豊富さと奥深さを堪能できた３日間だった。

　ハンガン（漢河）を渡って金浦空港に向かう
　次はいつ来ようか・・・