2017年1月台北旅行記(4)
4日目
旅行最終日の4日目も雨だった。今回の旅行は天候には恵まれなかった。この日は13時半のピックアップまでフリータイムだったので、ゆっくりと朝食をとって荷物をまとめ、10時前にチェックアウトした。チェックアウト後は昨日も訪れた迪化街に向かった。
今回の旅行では移動にタクシーをよく利用した
拾いやすくて安いので便利だった
迪化街にある霞海城隍廟(シアハイチョンホアンミャオ)を参拝するためだ。霞海城隍廟は元々、金運上昇や無病息災にご利益のある城隍爺を祀る廟だが、この廟に一緒に祀られている縁結びの神様、月下老人のご利益が有名となり、今では良縁を求める者たちが台湾全土や中国、日本から大勢訪れている。この廟もお参りの仕方に決まり事が多かったが、日本語の案内書きや親切な地元の人のアドバイスで手順通りにお参りを済ますことができた。
霞海城隍廟
台湾一の縁結びスポットだ
お参りのやり方の日本語案内
廟の右側に貼ってあった
迷っていると地元の人が教えてくれた
まず廟の右手でお参りセットを購入する
線香に火にをつけたら天の神様に祈る
廟正面の台にお供えの金紙を置く
まず中央の城隍爺にお参りする
祭壇にはたくさんの神様が並んでいらっしゃる
次に月下老人にお参りする
左手前にいらっしゃる
右手の部屋の中央にいらっしゃる城隍夫人は夫婦円満の神様だ
奥に祀られていらっしゃるのは義勇公
旅の安全や人を悪いことから守ってくれる神様だ
こちらは菩薩様
仏教の仏様も祀られている
お参りの最後に飲む平安茶
甘くてほっとする味だった
お参りの後はMRTの雙連駅までのんびりと歩いた。雨はまだ降っていたが台北の建物は2階部分が道路側にせり出たアーケード状の造りとなっているので傘を差さずに歩くことができ、快適だった。途中の正月飾りを売っている露店でかわいらしい縁起物の魚の飾りを見つけ、思わず衝動買いしてしまった。
迪化街では地元テレビ局の取材にも遭遇した
台北の建物の造り
アーケード状になっているので雨の日でも快適に歩ける
正月飾りを売る露店
衝動買いした魚の飾り物
見るからに縁起が良さそうだ
雙連駅まで移動した理由は、駅の近くにある三五水餃という店で水餃子を食べるためだ。台湾に来たら絶対に食べたいものの一つが大好物の水餃子だった。ネットで調べて地元で人気のこの店をピックアップしておいたのだ。
店は昼前にもかかわらず混雑していた。この店のメニューは水餃子と酸辣湯しかない。特に注文しなくても座って少し待つと料理が運ばれてきた。水餃子は皮がもっちりとした弾力で旨味があり、具はジューシーで脂くどさがなく素晴らしくおいしかった。酸辣湯もまろやかで優しい味付けで、いくらでも飲めそうだった。旅行の最後においしいものが食べられて満足してホテルに戻った。
三五水餃
水餃子の人気店だ
昼前なのに店内は常に満席だった
水餃子
とにかく旨い
酸辣湯
まろやかな味付けだった
13時半にホテルに迎えが来て松山空港まで送ってもらった。所要時間は20分ほどだった。帰りの飛行機の出発時刻は16時だったので、チャックインカウンターはまだガラガラだった。そのため手続きはすぐに終わった。チェックインカウンターの反対側に老董牛肉麺の空港店があったので入店し、名物の牛肉麺と小籠包を注文した。牛肉麺は何種類かあったので、さっぱり系の上品清燉牛肉?を選んだ。上品な牛のスープが身体に染み渡るおいしさだった。
松山空港
市内にあるので移動が楽な空港だ
老董牛肉麺の空港店
空港一階にある
上品清燉牛肉?
さっぱりした牛スープの上品な味だった
小籠包
これもおいしかった
出国後は搭乗ロビーで免税店を冷やかしたり台湾土産の店を眺めたりして時間を過ごした。搭乗間際になり小腹が空いてきたのでロビーのレストランで魯肉飯セットを食べた。旅の最後を台湾名物のB級グルメで締めくくり台北を後にした。
搭乗ロビーの売店
台湾の工芸品などが売られていた
搭乗ロビーのレストラン
軽い食事のメニューが充実していた
魯肉飯セット
台北旅行の締めくくりにぴったりのメニューだ
帰りの飛行機もハローキティジェットだった