翌２０日は養殖池にバラマンディを釣りに行った。この日からはいつものメットにガイドを頼んだ。待ち合わせ時刻に少し遅れて現れたメットは頭を丸めていた。理由を聞くと、先月お父様を亡くされたとのこと。お悔やみの気持ちを伝えてから釣りに出発した。
高速を使い、１時間弱で釣り場に着いた。釣り場は昨年２回ほどＫ氏と来たことがある養殖場だった。先週まで良い釣りのできた池は、前日に魚を出荷してしまったとのことで、別の池で釣りをすることになった。
今回はＫ氏以外にＩ氏も同行した。Ｉ氏は湘南在住で、毎夜、江の島周辺でシーバスを狙っているソルトルアーマンだ。
釣りのコンディションはかなりタフだった。現地は雨季に入っているため、スコールの影響で水質が変わり、活性が低くなっているようだった。
それでもＩ氏は見事にファーストヒットを決め、慎重にファイトして初バラマンディを手中に収めた。
バラマンディ初挑戦のＩ氏シーバスで鍛えた腕はさすがだ
引きの強さに少し驚きながらも見事にキャッチ僕とＫ氏も苦戦しながら、なんとか型を見たが、ほとんどアタリのない厳しい状況は続いていた。そこで、養殖池の方にお願いして別の池を釣らせてもらうことにした。
アタリはあるもののなかなかフッキングできなかったＫ氏やっとヒットしたバラマンディと慎重にファイトする
初キャッチはなかなかの良型
苦戦しながらもなんとか最初の一匹をキャッチしたこの池はタフだった
一番奥にある池に移動した。周囲は柔らかい泥の畔で足場がとても悪かったが、魚の活性は高かった。ファーストキャストから元気なバラマンディがヒットしてきた。
奥の池の魚は活性が高かったただ、足元はぬかるんで最悪
７キロ近い良型思わず顔がほころぶ
この池に移動してからの３時間で２０匹ほどのバラマンディをキャッチすることができた。いずれも４〜６キロの良型ばかりだった。Ｉ氏、Ｋ氏は大型ルアーを使ったトップウォーターの釣りをたっぷり楽しんだようだった。
バラマンディのトリプルヒット！活性の高い池ならではのワンショット
今回もすっかりお世話になったメットと記念写真帰りに近くにある地元の食堂で昼食を摂った。この食堂は何を食べてもおいしく、タイが初めてのＩ氏も大感激だった。値段も安く、料理だけなら３人でたらふく食べて２５０バーツしかかからなかった。
地元の食堂の普通の料理（豚肉の生姜焼きと空芯菜の炒め物）これが抜群においしい！！
今回のタックル
ロッド：９ｆｔ８＃４ｐｃ（ＳＡＧＥ ＬＡＵＮＣＨ）
リール：ラージアーバー（ＳＡＧＥ １６８０）
ライン：マルチティップライン＋フローティングティップ
リーダー：３０ｌｂ１４０ｃｍ＋４０ｌｂ４０ｃｍ（魚の活性が高かったので太めに設定）
フライ：レフティーズデシーバー＃１／０ グリーン、イエローなど
