三日目は午前中バラマンディの養殖池に釣りに行った。この日の朝が一番気温が低かった。ふだんならＴシャツ一枚ですごせるところが、長袖のシャツの上にレインジャケットを羽織ってちょうど良いほどだった。相変わらず風も強かった。
向かったのはいつものボマー養殖池だった。
すっかり通い慣れたボマー養魚場この日も気温が低く風が強かった
実績のあるフライを結び釣り始めたが、なかなかアタリが出なかった。しばらくして、最初の一匹がようやく釣れた。普段なら一匹釣れればその日の感じがつかめるので、その後はコンスタントに釣れ続けてくれるのだが、この日は全く勝手が違った。時々アタリはあるが、なかなかフッキングに至らなかった。
やっとフッキングしたこの日最初の一匹と慎重にファイトする
4キロくらいのレギュラーサイズだが一匹釣れるとホッとするフライを変えたりシンクレートを変えたり、池を変えたり、試行錯誤して魚の反応を探ったが、結果に結びつかなかった。それでも、時折良型が心地よいファイトを堪能させてくれた。
やっと釣れた良型この日の釣りは本当に難しかった
バラマンディ用のフライの本数も増えてきたほとんどは市販品
この日一番の良型80センチ６キロ
魚の取り込みやリリースは現地のスタッフも手伝ってくれる１４時近くまで粘ったが、７匹の貧果に終わってしまった。記録的な低温には勝てなかった。（後日、この低温でバンコク郊外では凍死者も出たというニュースを聞いた）
小魚を餌として池に入れているところ普段なら魚がものすごい勢いで群がってくるが、この日はほとんど反応がなかった
それだけ魚の活性が低かった
この日の昼食は道路脇の食堂で麺を食べた
いろいろな具の入ったタイの麺、センレックナーム３０バーツ客がたくさん入っている店だけあって美味しかった
