2日目午後
14時過ぎにブンサムランを出てバンコク市内にあるエビの釣り堀に向かった。ところどころで渋滞に遭遇したが1時間半ほどで釣り堀に着くことができた。まだ時間が早いためか客はほとんどいなかった。ここでは延べ竿のウキ釣りで水槽に入っているオニテナガエビを狙う。餌は細かく切った鶏のハツを使う。エビが餌を見つけ、ハサミを使って口に運んでしっかり咥えてから合わせないとフッキングさせることができない。これまでも何回かこの釣り堀でエビ釣りをしているが、毎回釣れなくて苦労していた。１時間で５匹釣れれば上出来だった。
エビの釣り堀釣ったエビはその場で料理してもらえる釣り堀だ
店の中央にいけすがある
竿は店のスタッフが準備してくれる
ウキの付いた仕掛け偏光グラスがあれば水中の餌を見ながらの方がよく釣れる
餌は小さく切った鶏のハツだところがこの日はエビがよほど空腹だったのか、驚くほど簡単に餌を口にしてくれた。当初の予定では3人で１時間半くらいかけて20匹くらい釣って料理してもらおうと思っていたのだが、30分かからずに僕一人で10匹も釣れてしまった。その後も好調で1時間ほどで20匹以上釣ることができた。スメットも同じくらいの好釣果だった。エビ釣り初挑戦のK氏は最初は普段と勝手の違う釣りに少し戸惑っていたが、徐々にコツをつかんで10匹超のエビを釣り上げた。
釣りをしている様子エビがかかったら針が外れないようソフトに引き上げるのがコツだ
この日はよく釣れた
釣れるのは淡水産のオニテナガエビだ
青くてきれいなエビだ
スメットも次々と釣り上げていた
Ｋ氏もキャッチ
1時間ちょっとで50匹以上釣れた釣ったエビは、トムヤムクン、チューシークン（エビのレッドカレー炒め）、トードマンクン（エビのすり身揚げ）とクンパオ（エビの炭火焼き）に料理してもらい、冷房の効いた部屋で味わった。どの料理もとてもおいしく、エビだけで満腹になるまで食べ続けた。釣ったエビは買取制なので、釣り過ぎて予算をかなりオーバーしてしまったが、楽しくて美味しい大満足のひと時だった。帰りは激しい渋滞に巻きこまれ、通常なら30分くらいで着くところを90分かかり、19時過ぎにホテルに到着した。
釣りの後は冷房の効いた部屋でおいしいエビ料理を満喫した
トムヤムクン酸味が効いていてとてもおいしかった
チューシークンカレーの辛さとエビの身の甘さのコントラストが良い感じだった
トードマンクン甘めなタレをつけて食べるのが美味しい
箸休めのソムタムエビ以外の料理も作ってくれる
クンパオシンプルだがエビのおいしさをダイレクトに味わえる
クンパオを手におどけるスメットたくさん釣れて大喜びだった
Ｋ氏もクンパオの皿を抱えて記念撮影
店のスタッフが殻を剥いてくるので食べやすかった
帰りは激しい渋滞に巻き込まれた金曜日の夜のバンコク市内は車で移動しない方が良い
