3日目
この日はピラルクやレッドテールキャットフィッシュ、アリゲーターガーなどの外来魚が釣れるバンコク郊外の管理釣り場、アマゾンBKKフィッシングに行く予定になっていた。
5時にホテルを出て釣り場を目指した。途中、道路沿いの食堂で朝食をとった。何の変哲もない食堂だが人気店らしく、早朝から行列ができていた。注文したナマズのレッドカレーはしっかり辛くてとてもおいしかった。
この日の朝食をとった道路沿いの食堂早朝から行列ができていた
店内の席も結構埋まっていた
ケースに並んだ料理を見ながら注文するシステムだ
おいしそうな料理が鍋ごと並んでいた
ナマズのレッドカレーしっかり辛かったがとてもおいしかった
食事を終えて店を出ると朝焼けが美しかった釣り場には７時に着いた。早速釣りを始めるとすぐにアタリがあり、1mほどのアリゲーターガーが釣れた。幸先の良いスタートを切れたが、その後は全くアタリがなかった。この池では朝夕2回の餌撒きがあり、その時が一番釣れる時間帯となる。しかし、8時半の朝の餌撒きの時も1回アタリがあっただけでフッキングには至らなかった。K氏はこの餌撒きの時間帯にアリゲーターガーをキャッチした。
アマゾンBKKフィッシングピラルクがよく釣れるので人気の管理釣り場だ
池の様子
釣り始めてすぐにアリゲーターガーがヒットした
体長は1mくらいこの池のアベレージサイズだ
体表がヌメヌメしているので持ちにくい
橋の上からキャストするK氏
スウェーデンからきている釣り人にヒット彼らは3日連続でここで釣りをするそうだ
アリゲーターガーをキャッチしたK氏餌撒きのタイミングを見事に活かした
その後も僕には釣れる気配がまったくなかった。バンコクに来る前から風邪をひいていたので体調も今一つだった。この日は心地好い風が吹いていたので、木陰で身体を休めながら過ごした。K氏は釣り場のオーナーのフライロッドを借りて、見事にピラルクをキャッチした。K氏が本命のピラルクをキャッチできたことで肩の荷が下りた感じがした。
ピラルクとファイトするK氏
岸際まで寄せても気は抜けない
釣り場のスタッフがネットインしてくれた
ピラルクと写真に納まるK氏フライでのキャッチは見事だ
ピラルクは撮影後すぐに池に戻された僕はインターミディエートラインにコーンヘッドゾンカーを付けたスタイルで釣っていたが、オーナーはフローティングラインの先にノーウェイトの黒いふわっとしたストリーマーを付けていた。こうした差が魚の反応の違いになったようだ。この日は体調が思わしくないこともあり、積極的にあれこれ試してみようという気になれなかった。オーナーが差し入れてくれたココナッツジュースを飲みながら木陰でまどろんでいることの方が幸せだった。釣り場の女性スタッフが作ってくれた昼食のガパオもおいしかった。
日陰で心地よい風にあたりながら一休み体調が芳しくなかったのでこの日はのんびり過ごした
ココナッツジュース炭火で殻を焼いてあるのでとても香りがよかった
昼食のガパオ濃い目の味付けでおいしかった
午後になっても状況は変わらなかった。僕は相変わらず不調だったが、K氏は午後もオーナーのタックルでピラルクをキャッチした。夕方の餌撒きの時にはK氏が良型のピラルクをかけた。しかし、障害物に潜られてしまってこの魚はキャッチすることがきなかった。K氏がとても悔しそうだった。この日は17時に釣りを終えて帰路に着いた。
ファイト中のK氏にちょっかいを出すスメットK氏とスメットもすっかり仲良しになっていた
フライロッドでの大物とのファイトもだいぶ慣れてきたようだ
水面に姿を見せたピラルク
すかさずスタッフがネットに収めた
この日2匹目のピラルクと記念撮影するK氏
正面から見たピラルク独特の風貌をしている
僕は午後も休憩モード釣り場で飲むコーラはおいしい
夕方の餌撒きタイムに良型をかけたK氏この魚は残念ながらキャッチできなかった
19時過ぎにホテルに戻り、近くのショッピングモール、エムクオーティエにあるお洒落なタイレストラン、ナラで現地最後の夕食をとった。地元の人気店の料理を堪能した。
夕食をとったエムクオーティエのナラお洒落な雰囲気の人気店だ
ガイホーバイトゥーイマリネした鶏肉をバンダンの葉で包んであげた前菜だ
柔らかいトロ肉にバンダンの香りが移っていてとてもおいしい
パップンファイデーン（空芯菜炒め）シンプルだがおいしい定番のタイ料理だ
プーニムパッポンカリー（ソフトシェルクラブのパッポンカリー）殻ごと食べられるのでプーパッポンカリーよりこちらの方が僕は好きだ
パッタイもちもちした麺がおいかった
