7日目(2)
バラマンディの養殖池からバンコク市内に戻り、13時にえびの釣り堀に着いた。ここも様子は以前と変わらなかった。水槽の底にはたくさんの大型のテナガエビがいた。スタッフが竿と餌を用意してくれた。餌は鶏のハツの細切れだ。
えびの釣り堀釣った海老をその場で調理してもらえる
店内の中央に池がある
池の中には大型のテナガエビがたくさんいた
仕掛けと餌ウキ釣り仕掛けで餌は鶏のハツを細かく切って使う
エビ釣りはウキ釣り仕掛けなので通常はウキを見ながら釣りをする。しかしこの日は水の透明度が高くて水底までよく見えた。そこでウキではなく底に落とした餌を見ながら釣ることにした。
エビの前に餌を落とすと、近づいてくるエビと後ずさりするエビがいる。後ずさりするエビは深追いせず、近づいてくるエビに狙いを定めてエビのすぐ目の前に餌を落とすようにした。エビが鋏で餌を掴み口に運ぶと餌がエビの身体の下に隠れて見えなくなる。餌が見えなくなってから数秒待って合わせた。重さを感じればエビがかかった証だ。エビ独特の後ろに下がる抵抗をうまくかわしながら慎重にエビを抜き上げた。この釣り方でコンスタントにエビを釣り上げることができた。スメットも次々とエビを釣り上げていた。スメットは午前中安静にしていたので少し元気になったようだ。1時間ほどで2人で21匹釣り上げることができた。
釣り始めてすぐに一匹目をキャッチ
丸々と太ったおいしそうなテナガエビだ
氷の入ったビールを飲みながら釣りをした
餌に興味のあるエビを狙うとよく釣れた
青くて大きな鋏がかっこいい
スメットもコンスタントに釣りあげていた
たかが釣堀のエビ釣りでもつい真剣になってしまう
二人同時に釣れたので記念撮影
釣り上げる様子を釣堀のスタッフに撮影してもらった
抜き上げる瞬間がバレやすい
無事キャッチ
1時間で21匹釣れた
これだけの量だとかなり食べ応えがありそうだ釣った海老はすぐに調理してもらってエアコンの効いた別室で食べた。チューシークン（エビのレッドカレー炒）とクンオプウンセン（エビの春雨蒸し）を食べている間にメインのクンパオ（エビの炭火焼き）が焼き上がった。スタッフが食べやすいように殻を剥いてくれた。プリプリッとした新鮮なエビをたらふく食べることができて幸せだった。
ビールを飲みながら料理ができるのを待つ
チューシークンえびのレッドカレー炒めだ
クンオプウンセン
えびの旨味を吸った春雨がとてもおいしかった
メインのクンパオこれだけあると壮観だ
スタッフが殻を剥いてくれた
エビだけでお腹いっぱいになった14時45分にえびの釣り堀を出てサムティヴェート病院へ向かった。途中渋滞に巻き込まれたが1時間ほどで病院に着いた。昨日検査を受けた検査室の受付で結果を受け取った。結果はもちろん陰性だった。スメットにホテルまで送ってもらった。
サムティヴェート病院の日本人医療センターPCR検査の結果を受け取りに出向いた
結果報告書帰国時の証明に必要な要件を満たした書式で作られている
結果はもちろん陰性だった
ホテルに着いてまず検査結果報告書を撮影して帰国時の検疫に必要なアプリMySOSにアップロードした。10分ほどでMySOSの画面の色が青に変わった。これで帰国時の検疫に要する時間が短縮できるファストトラックが利用可能となった。
この日は足裏マッサージとタイマッサージを受けてから昨日と同じエムクオーティエのフードコートで夕食をとった。バンコク中華街の名店サワンヌードルの叉焼と雲吞と蟹の身が載ったバミーヘンを食べた。値段は149バーツと街中の屋台のバミーと比べてかなり高かったが抜群においしかった。デザートには同じフロアに入店していたマンゴーデザートの専門店Yenly Yoursでマンゴースムージーを飲んだ。ゼリーが入った独特の飲み応えが癖になりそうなおいしさだった。
夕食は昨日と同じエムクオーティエのフードコートでとったバンコク市内の人気店のブースが並んでいる
支払いはあらかじめチャージしたカードで行う残額は最後に精算できる
サワンヌードルバンコク中華街にあるバミーの人気店だ
叉焼と雲吞と蟹身の載ったバミートッピングもおいしかったが手打ちの麺が絶品だった
Yenly Yoursバンコクで人気のマンゴーデザートの専門店だ
マンゴースムージーゼリーが入っていて食感がとても良かった
ホテルの部屋に戻ってシンハービールで乾杯明日はもう帰国日だ
