2日目
搭乗機は５時にバンコクのスワンナブーム空港に着陸した。入国審査を終えて到着ゲートから出るとツアー会社の現地スタッフが待っていてくれた。スタッフの案内で国内線のチェックインカウンターに向かいチェンマイ便の搭乗手続きを行なった。
到着したバンコクのスワンナブーム空港
国内線のチェックインカウンターこの空港で国内線に乗るのは初めてだった
チェンマイ便の搭乗開始時刻は7時過ぎだった。時間があったので搭乗フロアのレストランで朝食にバミーヘン（汁なし中華麺）とカオニャオマムアン（マンゴーと糯米）を食べた。久しぶりで食べた本場のタイ料理はおいしかった。
朝食をとったレストラン
バミーヘントッピングもおいしかった
カオニャオマヌアン妻の大好物だ
チェンマイ便の搭乗ゲートチェンマイ便は８時半にスワンナブーム空港を離陸し、１時間ほどの飛行で9時30分にチェンマイ空港に着陸した。飛行時間は短かったが機内で軽食が提供されたので少し驚いた。
搭乗機からターミナルビルまではバスで移動することになっていたが30分ほど機内で待機させられた。同時刻にV I P（おそらく王室関係者）が空港に着いたので空港が一時的に閉鎖されてしまったのだ。1０時近くなってやっと飛行機を降りることが許された。バスでターミナルビルに向かい預入荷物を受け取って到着ゲートを出た。到着ゲートの前にはイーペン祭りの装飾と前月下旬に崩御されたシリキット王太后を追悼する祭壇が設けられていた。
搭乗機
1時間のフライトなのに食事が出た
着陸前に見たチェンマイの市街地
到着したチェンマイ空港VIP対応のため機内でしばらく待たされた
到着ロビーに会ったイーペン祭りの装飾
シリキット王太后を追悼する祭壇が設けられていたここでいきなり問題が生じた。到着ゲートで待っているはずの現地ガイドの姿が見当たらないのだ。ツアーの参加者は同じ色のバッジをつけている。互いに声を掛け合って一箇所に集まりガイドの到着を待った。30分近く経ってやっとガイドが姿を現した。国際線の到着ゲートで待っていたと弁明していたが明確な謝罪がなくて釈然としなかった。
出だしからつまずいた感じだったがガイドの案内でバスに移動してツアーが始まった。時刻は10時45分だった。
移動に使用したバス遅れてきたガイドからはちゃんとした謝罪がなかった
まずチェンマイ郊外の寺院の見学に向かった。幹線道路を30分ほど走り、さらに曲がりくねった山道を10分ほど上がって最初の寺院ワットファラートに着いた。寺院の入り口でバスを降り、乗合タクシーで300mほど坂を下って本堂を見学した。落ち着いた雰囲気の寺だった。帰りは歩いて坂道を上がってバスに戻った。
ワットファラートの入口乗り合いタクシーで坂の下の本堂まで移動した
参道の両脇には獅子の像があった
本堂の前には上半身が天使で下半身が龍の守護像があった
本尊ビルマ風の仏像だ
苔むした仏塔がひっそりと立っていたさらに山道を上がって次の目的地であるドイステープ寺院に向かった。到着したドイステープ寺院は地元の人々でとても賑わっていた。本堂まではケーブルカーで上がった。距離は200mほどだった。境内からはチェンマイの市街が一望できた。本堂の裏手にある金色の仏塔が眩しく輝いていた。見学後は階段を歩いて降りてバスに戻った。時刻は13時40分だった。
ドイステープ寺院の門前多くの参拝客で賑わっていた
ケーブルカーで本堂まで上がった
境内からはチェンマイ市内を一望できた
本堂の正面
金色の仏塔
帰りは階段で降りたこの日の昼食は市内に戻ってからとった。昼食にありつけたのは14時30分だった。地元の麺料理カオソーイがとてもおいしかった。
昼食をとったレストランの入口
カオソーイとムーサテがとてもおいしかった昼食後は宿泊するホテルに向かった。市内の道はあちこちで激しく渋滞していた。チェンマイ市内の道は日頃から混雑が激しいがイーペン祭りの影響で交通量がさらに増えているためだった。ホテルに着いたのは16時過ぎだった。
今回宿泊したのはオーキッドホテルだ。かつては天皇陛下も宿泊された格式のあるホテルだ。内部の雰囲気はとても良かったが建築後かなり年数が経っているため老朽化は否めなかった。室内がカビ臭かったりシャワーの出が悪かったりして快適とは言い難いホテルだった。
宿泊したオーキッドホテル
ロビー
客室雰囲気は良いが少しかび臭かった
17時半にホテルを出て夕食をとるレストランに向かった。この日の夕食はカントークディナーが予定されていた。伝統の踊りを見ながら郷土料理を楽しむディナーショーだ。
ホテルから会場のレストランまでは通常なら30分かからずに移動できる距離だが渋滞のため１時間以上かかってしまった。そのため到着した時にはショーが既に始まっていた。中盤以降の踊りは鑑賞することができたが慌ただしいディナーショーになってしまった。昼食が遅かったのでお腹があまり空いていなかったこともあり料理の味も今ひとつに感じてしまった。21時過ぎにホテルに戻って就寝した。
夕食はカントークディナーだった激しい交通渋滞で遅刻してしまった
郷土料理が円卓に盛られていた
舞台の上ではいろいろな踊りが披露された
伴奏は生演奏だった
ショーは40分ほどで終わった
