6日目
この日はバンクーバー島からスタージオン釣りの拠点となるミッションの町までの移動日だ。ナナイモからバンクーバーへ戻る飛行機が8時過ぎの便だったので、6時にロッジを出発した。往路は7人で送迎車に乗ったが、この日の送迎車に乗ったのは僕とＫ氏とＴ氏の3人だった。トラウトアンドキングのバンクーバー島のツアーは毎年2週連続で行われている。Ａ氏は後半組の参加者の面倒を見るためロッジに残った。Ｎ氏、Ｏ氏、Ｍ氏の3人は翌週のツアーに合流してキングサーモンを釣るため残ることになっていたのだ。彼らに見送られてロッジを後にした。
7時前にナナイモ空港に到着した。朝焼けが美しかった。飛行機は定刻に離陸し20分ほどでバンクーバー空港に着いた。ここからＫ氏はレイクトラウトを釣るためにイエローナイフ方面へ向かい、Ｔ氏は帰国の途に就いた。僕は荷物を受け取って到着ロビーに出た。
ナナイモ空港で見た朝焼け天気が崩れる前触れだったのだろうか
バンクーバー行きの飛行機行きも帰りも満席だった
到着したバンクーバー空港ここからは一人旅だ
バンクーバー空港で僕がまずやらなければならなかった事は地図を入手する事だった。目的地のミッションの町はバンクーバーの東方80km程に位置している。空港からはレンタカーでの移動となる。日本でバンクーバーの地図を入手しておいたのだが、それを忘れてきてしまったのだ。地図を売っている店を探し回り、１階の薬局でやっと入手することができた。
地図を入手した薬局広域地図が手に入ったのがありがたかった
レンタカーは会員となっているHertzでネット予約してあったので手続はとてもスムーズだった。対応してくれたスタッフにミッションまでの分かりやすい行き方を教えてもらった。
レンタカーの貸し出しカウンターゴールドメンバーなので手続はとても簡単だった
レンタカーは一番小さなサイズの車を予約しておいたので、小型の日本車でも割り当てられているのではないかと予想しながら指定された駐車スペースに向かった。ところがそこには大きなドイツ車が停まっていた。僕はこれまでニュージーランドなど左側通行の国ではそれなりの運転経験を持っているが右側通行の国を運転するのは初めてだった。それなのに車も大きいので少し憂鬱な気分になった。初めて運転する車の操作にも戸惑いながら恐る恐る車を発進させ、10時前に空港を後にした。
バンクーバーでの足となったレンタカーフルサイズで取り回しが大変だった
ミッションまでは１時間半ほどのドライブだった。最初の頃こそ戸惑いながらの運転だったが、次第に車にも右側通行にも慣れてきた。心配だった道も案内表示がしっかり出ていたので迷わずにミッションの町に到着することができた。それでも着いた時はかなりホッとした。
ミッションの町のインフォメーションセンターとりあえず立ち寄って観光案内などを入手した
時刻は11時半だった。町の入口にあるファストフード店で昼食をとった。スタージオン釣りは翌日からなのでこの日の午後の予定は特になかった。そこで一人で釣りをしてみようと思ってあらかじめ調べておいた、ミッション近くのフレーザー川の支流に向かうことにした。20分程のドライブで目的の釣り場に着いた。しかし魚の気配は全く感じられなかった。試しに15分ほどルアーを投げてみたが当然のように反応がなかった。すぐに見切りをつけてミッションの町に戻った。
町の入口にあったティムホートンカナダで一番目につくファストフード店だ
ハムチーズサンドロッジで食べ過ぎていたので昼食は軽めにした
ネット情報を頼りに訪れた釣り場時期を外したのか魚の気配はなかった
ホテル近くのショッピングモールでビールや土産を購入して13時過ぎにホテルに着いた。チェックインの所定時刻より早かったが部屋に入れてもらえた。久しぶりにバスタブに湯をためて風呂に入ってバンクーバー島での釣りの疲れを癒した。
宿泊したホテル立地もサービスも良かった
客室の内部ベッドが広くてありがたかった
夕食をとったフィッシュ＆チップスの店地元の客で賑わっていた
ハリバットのフィッシュ＆チップス歩いて行ったのでビールも楽しめた
