ミラノの二日目は、朝一番にスフォルツェスコ城を観光した。城の内部にある博物館を見学し、ミケランジェロの遺作となったロンダーニのピカタを鑑賞したり、古い楽器の展示を見たりした。
市の中心部にあるスフォルツェスコ城重厚な造りの城だった
多くの観光客や市民が訪れていた内部にはいろいろな博物館がある
ミケランジェロの遺作、ロンダーニのピカタ彼は目が見えない状態でこの像を作成していたという
中庭の隅にあった古い彫像由来不明だが気になる像だった
この後は、スカラ座と付属の博物館を見学した。ロビーから実際の劇場を少しだけ見学することができた。本場の雰囲気をわずかだが感じることができた。
ドゥオーモ近くにあるスカラ座言わずと知れたイタリアオペラ劇場の最高峰
ロビーから垣間見た劇場の内部9月から始まる公演に向けて準備が行われていた
昼食は、日本を発つ前から必ず行きたいと思っていた老舗のレストランに出かけた。
ズッキーニの花の前菜、ボルチーニソースの生パスタ、ミラノ風テールシチュー（オッソブーコ）を注文したが、どれもが驚くほど美味しかった。デザートに頼んだストロベリーパンナコッタも絶品だった。スタッフの接客もとても気持ちよく、すっかりこの店が気に入ってしまった。店を出る際に翌日の昼食を予約した。
リストランテ・ナブッコ今回の旅行で一番行きたかったレストラン
ズッキーニの花にチーズを詰めた前菜色合いも味も最高
パスタはボルチーニ茸とエビの生パスタ美味しすぎて言葉が出ない
メインはオッソブーコ（ミラノ風テールシチュー）肉も美味だったが、付け合わせのミラノ風リゾットも絶品だった
ドルチェはストロベリーパンナコッタもう、すっかりこの店の虜になってしまった
午後は、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐を鑑賞しに、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に向かった。予約時刻は１４時４５分だったが、３０分ほど前に到着した。日本語の音声ガイドを借り、前室で教会やダヴィンチの説明を聞きながら指定時刻を待った。定刻に絵のある食堂に入ることが許された。実物の前に立つと、文字通り言葉が出ない。ただただ絵の美しさと迫力に圧倒された。解説を聞きながら、許可された１５分の間、絵の前に立ち続けた。今回の旅行で見た美術品の中でも群を抜くパワーを感じた。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会最後の晩餐は修道院の食堂にある
残念ながら撮影禁止だった
教会の内部教会には静かな時間が流れていた
夕食までの間は、特に目的もなく街を散策した。夕食はピザを食べた。生地の焼きあがり具合は良かったが、塩味がやや強く好みの味ではなかった。夕食後、ドゥオーモ広場を歩くと照明に照らしだされたドゥオーモが美しかった。
夕食は目抜き通りのピッツエリア、カステッロで食べた
ピッッツア・カプリチョーザ生地の焼き具合は絶妙だったが、塩味が少し強かった
ドゥオーモの夜景白い外装が夕闇に浮かび上がって美しかった
