1日目（3）
ホテルで小休止してから徒歩でダルバール広場に向かった。ホテルのあるタメル地区からダルバール広場までは直線距離で2㎞ほどだ。人通りも車通りも多い狭い道をウジュンの後について歩いた。バザールを見学したいというK氏のリクエストに応えてカトマンズの代表的なバザールのアサンチョークとインドラチョークを通ってダルバール広場に向かった。商店の軒先や道端の仏像など目に入る物すべてが異国情緒に溢れていた。足は少し疲れたが楽しい散策だった。
ホテルからダルバール広場まで歩いた
道端の神像
おびただしい数の電線が電柱に取り付けられているカトマンズを象徴する光景だ
アサンチョーク地元の人々で賑わう広場だ
奥にアンナプルナ寺院が見える
アサンチョークからインドラチョークへ続く道東京で言ったらアメ横のような場所だろうか
道の途中に小さな寺があった
インドラチョーク朝には市が立つ賑やかな広場だ
正面はアカシュ・バイラヴァ寺院だ
シヴァ寺院広場に面していくつもの寺院が建っている
マハデーブ寺院白い屋根が特徴的だ
インドラチョークの先は道幅が一気に広くなったホテルを出て40分ほどでダルバール広場に着いた。ダルバールは王宮の意味だ。カトマンズ王国の王宮を中心にヒンズー教の寺院などが建ち並んでいる。ここも世界遺産だ。
ダルバール広場も外国人は入場料が必要だった。チケットブースで1000ネパールルピー(約1100円)を支払うと首から下げるチケットを渡された。
ダルバール広場へ続く道シンガとシンギニと呼ばれる雌雄の獅子像が立っていた
チケットブースで入場料を支払った
チケットとパンフレット(帰国後撮影)チケットは紐で首からぶら下げられるようになっていた
ダルバール広場には観光客の姿が目立ったが地元の人々が観光客以上にたくさんいた。ごく自然に寺院の軒先に腰をかけたりして寛いでいた。世界遺産の特別な文化財という以前に地元の人々にとっては日々の暮らしを営んでいるごく普通の場所なんだろうと思った。特別感がない雰囲気が素敵だった。
夕方だったので中には入れなかったがクマリの館を見学してからシヴァ寺院、シヴァ・バールヴァティー寺院などを見て回った。ユニークな顔つきだが実は恐ろしい神様のカーラ・バイラヴァの像の前は地元の人々で人だかりができていた。
王宮の建物装飾が見事だ
木彫の精緻さには驚かされる
クマリの館夕方だったので中には入れなかった
シヴァ寺院よく目立つ高い建物だ
広場にはまだ地震被害から修復中の寺院もあった
シヴァ・パールヴァティー寺院
中央の窓からシヴァ神と奥さんのパールヴァティー神が外を眺めている
バグワティ寺院一階は土産物屋が軒を連ねていた
マッラ王の石柱
ジャガナート寺院(右)とラクシュミ・ナラヤン寺院(左)
祭りに使う大太鼓があった
カーラ・バイラヴァ像カラフルでユーモラスだがとても怖い神様だ
この広場で一番人だかりが多かったその後もダルバール広場周辺の寺院を見学して最後に広場の西にある小さな祠ショアク・ビナヤクを訪れた。ここに祀られているガネーシャにグーンシュが釣れますようお願いをしてダルバール広場を後にした。
インドラプル寺院(右)とビシュヌ寺院(左)
白い尖塔が特徴的なカゲシュワル寺院(左)とひときわ大きなタレジュ寺院(中央)
ダルバール広場と道を挟んで向かいにあるマヘンドレスワル寺院この寺もシヴァ神を祀っている
広場に面して土産物屋が並んでいた
セト・バイラヴァ格子に入れられたシヴァ神の像だ
年に一度の祭りの時だけ格子が外される
なかなか恐ろしい顔をしている
アショク・ビナヤクガネーシャを祀った小さな祠だ
霊験あらたかでとても人気がある
歩き回って喉が渇いたので、インドラチョーク近くの店Janakpur Dahi Lassi Bhandarでラッシーを飲んだ。ここは前回もウジュンが連れてきてくれた店だ。ナッツやドライフルーツが入ったラッシーがとてもおいしかった。お代わりして2杯飲んだ。
Janakpur Dahi Lassi Bhandarラッシーが人気の店だ
店内の様子ラッシーは大が110ネパールルピー(約120円)で小が60ネパールルピー(約70円)だった
ナッツとドライフルーツが入ったラッシー（大）おいしくてお代わりしてしまった
ホテルに戻って一休みして19時からホテルのレストランで夕食をとった。地元のビールとダルバートを注文した。ダルバートはネパールで最もポピュラーな定食だ。ご飯と副菜が盛られた皿とカレーとダル(豆のスープ)の入った器がセットになっている。そしてカレー以外はいくらでもお代わりすることができる定食だ。カレーの種類は選ぶことができたのでマトンにした。スプーンは使わず現地流に右手で食べた。食べ方は前回ネパールを訪れた際に現地のスタッフに教わってあった。指先の触感も加わるので余計においしく感じた。
夕食はホテルのレストランでとったダルバートはこちらでは定番の定食だ
ネパールはビールがおいしいレストランの舞台では民族舞踊が披露されていた。思いがけずネパールの文化にも触れることができた。
ステージでは民族舞踊が披露されていた
地元の酒ロキシーがふるまわれたテキーラ並みに強かった
男女掛け合いのダンス
こちらは4人の踊り食事しながら楽しい時間を過ごせた
