７時前に目を覚ました。この季節は朝晩まだ冷える。ヒーターのスイッチを入れて部屋を暖めてから着替えを始めた。
７時過ぎからマリーの家族と一緒に朝食を摂り、食べ終わるとすぐに釣り支度を整えてマリーと出発した。この日はW川をゴムボートで下りながら釣りをすることになった。
Ｗ川のラフティングは初めての体験だ。これまでのラフティングしたのはすべてＲ川だった。
マリーの家から３０分ほど走り、W川の上流に向かった。川岸から半ば強引にボートを川に降ろした。この地点から昨日釣りをした橋まで下るらしい。おそらく１０キロ以上の距離をラフティングすることになる。これまでに一回も行ったことがない区間で釣りができるのが嬉しかった。
ボートを川岸に降ろして出発準備をするマリーW川でラフティングを楽しめるとは思っていなかった
この川はＲ川と比べると浅く川幅も狭い。釣りをするポイントは屈曲部のプールが中心となった。ポイント間の移動は浅瀬でボートを押したり、ブッシュの下を低い姿勢で潜ったりしながらの移動も度々だった。これがまた楽しかった。
川に被っている枝に気をつけながら川を下るボートから見る川の景色は美しい
歩いて入りにくいポイントが多いせいか、魚の反応は良好だった。サイズは４０センチクラスが中心だったが午前中だけで１０匹以上を釣り上げることができた。
午前中はこのサイズがよく釣れたこのサイズの魚が一番元気がよくてファイトを楽しめる
午後になり、下流部に差し掛かると荒瀬も増えてきた。体重移動でボートを操作し、急流を下るラフティングそのものがとても面白かった。
急流を巧みなオールさばきで回避して下ってくるマリー釣りのほうも相変わらず好調だった。午後は５０センチクラスの魚も４，５匹混じり、全部で２５匹ほどの魚を釣ることができた。この日釣れたのは、なぜか全てレインボートラウトだった。
プールでのファイトは障害物がなければやりやすいクッキーも魚が気になる様子
体高のあるレインボートラウト
最後に釣れた良型のレインボートラウトこの日は本当によく釣れた
夕食後のイブニングは昨日の昼間釣りをしたＷ川の橋下に行った。ライズはそれほど多くなかったが、ライスに対してダウンクロスでフライを流し込むと確実に反応があった。３０分ほどで３匹をＣ＆Ｒできた。最後にフッキングした良型はブッシュに潜り込まれてしまい、キャッチすることはできなかった。
