この日は、天候が良ければマリーと海に遊びに行く予定だったが、波が高いということで中止になった。そこで、一人で釣りに行くこととなった。
まず向かったのはＲ川に流れ込む小渓流だ。魚が見つけやすい川なので、一人でもサイトフィッシングを楽しめる川だ。１時間ほど車を走らせて川に架かる橋のたもとに車を停め、遡行を始めた。
サイトフィッシングを楽しみに出かけた小渓流ところが、いくら遡行しても魚が見つからなかった。ブラインドでニンフを流してみても何の反応もなかった。結局、通らずのゴルジュまで１時間ほどかけて遡行したが、一匹の魚も見つけることができなかった。
気持ちを切り替え、次の川に移動することにした。あれこれ考えたが、今回好調なＷ川に行くことにした。二日目にラフティングを行った際、ボートを陸に上げた橋の手前２キロほどは時間がなかったので竿を出さずに川を下っただけだった。ボートの上から良さそうなプールがいくつかあるのを確認しておいた。この区間を釣ることにした。
Ｗ川の橋のたもとに車を停め、牧場を抜けて橋の少し上にあるプールを目指した。橋からこのプールまではポイントが少ないので、このプールから釣り上がることにした。
Ｗ川の好ポイントこうしたプールでは流れ込みに良型が潜んでいることが多い
プールに着いて、流れ込みを探るとすぐに良型のレインボートラウトが釣れた。やはりＷ川は好調だった。
その日最初の一匹が釣れるとやはりホッとするここから前回のラフティングで最後に竿を出したプールまで、１．５キロほどの区間で１０匹以上の魚をキャッチすることができた。そのほとんどがコンディションの良い良型だった。
体長のあるレインボートラウト
このあたりは好ポイントが連続していた
上のポイントで釣ったブラウントラウトこの魚も流れ込みで反応した
釣りを終えて最初のプールまで戻り、遅めの昼食にした。牧草の上に大の字に寝転んで見た空が美しかった。
昼食後、最初のプールにもう一度竿を出してみた。するとまた流れ込みで反応があり良型のレインボートラウトが釣れた。よく見ると最初に釣ったのと同じ魚だった。
昼食後に最初のプールで釣った魚この日の一匹目と同じ魚だった
夕食まではまだ時間があったので、昨年は竿を出していないＲ湖の様子を見に行くことにした。１時間ほど走ってＲ湖に着いたが、高水位と強風で釣りのできるコンディションではなかった。
2年ぶりで訪れたR湖高水位と強風で釣りにならなかった
イブニングはマリーの家の裏のＲ川に出かけた。４０センチほどのレインボートラウトが２匹釣れた。
Ｒ川本流のイブニングポイント倒木の下ではたくさんのライズが起きるが魚は賢い
