１日目午後
１５時になったので、フロントでルームキーを受け取った。これからチェックインする人は長い列を作っていたが、あらかじめチェックインを済ませておいたのでスムーズにキーを受け取ることができた。
部屋はタワー３の４５階にあるシティービューの部屋だった。真正面にマーライオンが見える眺めのとても良い部屋だった。最安値をうたっているサイトで予約した部屋だったので、正直ここまでの眺望は期待していなかっただけにすごく嬉しかった。ただ、ショックなことが判明した。マーライオンに足場がかけられていたのだ。工事をしているという情報は聞いていなかったので当惑した。
マリーナ・ベイ・サンズ一度泊まってみたかったホテルだ
部屋の様子室内の広さもアメニティーも申し分なかった
部屋の窓からの眺め最高の眺望だ
部屋から見たマーライオン足場が掛かっていてショックだった
水着に着替えて屋上のプールに向かった。タワー３からはエレベーターの乗り換えなしで屋上まで上がれたのでとても楽だった。プールは多くの宿泊客で混雑していた。プールからシンガポールの街を見下ろしてみるのは、とても不思議で独特な気分だった。宿泊料金は少し高めだが、このホテルにして良かったと思えた。プールサイドで飲むシンガポールスリングは格別においしかった。
屋上プールこのプールは宿泊者しか入ることができない
誰もが気になるプールの先端柵は設けられていないが落ちる心配はない
プールサイドで飲んだシンガポールスリングベタなシチュエーションだがとてもおいしかった
夕方からは中華街に出かけた。ちょうど仲秋の満月の時期だったので、中華街は中秋節の祭りで賑わっていた。道には提灯や花の形のライトが飾られていて、多くの人が行き交っていた。
中華街のメインストリート中秋節で賑わっていた
車道の上には花の形のライトがたくさん飾られていたまず腹ごしらえをしようと思い、中華街の外れにあるマックスウェル・フードセンターを目指した。ここはシンガポールでトップクラスの人気を誇るホーカーズ（屋台村）だ。シンガポールでは国の政策で路上の食べ物屋台を禁止し、屋台を屋外に集めて出店させている。衛生管理等も指導評価しているので、旅行者でも安心して屋台料理を楽しむことができる国なのだ。
マックスウェル・フードセンターに向かう途中で一軒の中華菓子の店が目にとまった。エッグタルトが評判のトンヘン（東興）だ。食事前だったが先にエッグタルトを食べることにした。程よい甘さで卵の風味を活かしたおいしいエッグタルトだった。１個１．６ドルと値段が安いのも気に入った。
トンヘンエッグタルト等の中華菓子がおいしい店だ
エッグタルト程よい甘さでおいしかった
マックスウェル・フードセンターに入り、まずチキンライスの有名店、天天海南鶏飯を探した。しかし、残念ながら店は閉まっていた。後で調べると月曜日が定休だったのだ。仕方ないので、他の人気店を探し、福州魚丸雲呑麺でワンタンミーを注文し、隣の阿仔海南鶏飯でチキンライスを頼んだ。できあがってきたワンタンミーは絶品だったし、チキンライスも十分においしかった。帰国後調べたところ、この阿仔は天天で働いていた料理人が独立した店だった。個人的にはお洒落なレストランより、こうしたホーカーズの方がマイペースで食事を楽しむことができて気に入った。
マックスウェル・フードセンターシンガポールでもトップクラスの人気を誇るホーカーズだ
ワンタンミー毎日食べたいくらいおいしかった
チキンライスお目当ての店のものではなかったが十分おいしかった
しばらく中華街を散策してから、スイーツの名店、味香園甜品に向かった。しかし、こちらもこの日は閉まっていた。仕方なく中華街のライトアップを少し楽しんでから、予定より早めにホテルに戻った。
中華街のライトアップオリエンタルな雰囲気で美しかった
部屋に戻ると２０時からのマリーナエリアのライトアップショー、ワンダー・フルが始めるところだった。部屋の照明を落とし、ソファを窓に向けて座り自室からショーを楽しんだ。とても贅沢な時間だった。
ホテルの自室から見たライトアップショーこれを部屋から眺められてとても贅沢な気分だった
その後は夜景を見にプールに再度出かけた。夜のプールも多くの宿泊客で混雑していた。プールから見る夜景は素晴らしかったが、写真撮影するのは難しかった。
夜の屋上プール夜景が素晴らしかったが撮影は難しかった
