3日目
7時に朝食を済ませ、7時50分にホテルを出発した。この日は今回の釣行を手配してくださった現地の旅行会社グリーンリーフ・ツーリストクラブ社長のW氏が取材のために同行することとなっていた。W氏とはメールでは何回もやり取りを重ねていたがお会いするのは初めてだった。車に乗り込む際に挨拶を交わした。物腰の柔らかな紳士だった。
朝食この日は洋風にしてみた
8時過ぎに船着き場に着き、すぐに出船した。この日は昨日より風が強く湖面は荒れ気味だった。まずエンテベ空港の沖で釣り始めた。昨日同様、魚探を確認してルートを決めながらボートを進めていった。だがアタリはまったくなかった。魚探にはかなりの頻度で大型魚が映し出されていたが魚に食い気が無いようだった。
船着き場に着くと既に出船の準備が整っていた
朝の湖に出ていくどんな釣りが待っているのだろうか
この日はグリーンリーフ・ツーリストクラブのW氏も取材で同船した
ポイントに着くまではのんびりくつろぐ
スタッフと談笑するW氏
焦らずアタリを待つ
ブロンコがコーヒーを淹れてくれた
昨日と同じポイントを次々と流していく
遠くに煙のように見えるのは蚊柱だどれだけの蚊が群れているのだろう？
流すポイントを見定めるブロンコこの辺りのポイントは全部頭に入っているようだ
そのまま時間だけが過ぎていった。15時を過ぎても状況は変わらなかった。今日もこのままノーフィッシュで終わるかもしれないという気がしてきた。わざわざ同船してくれたW氏に申し訳ないという気持ちが芽生えていた。
相変わらずアタリがない
魚はどうやったら釣れてくれるのだろう
昼食は昨日と同じチキンカツサンドだった
ブロンコたちも手持無沙汰だ
赤道のモニュメントでW氏とツーショット
小島は鳥たちの格好の休憩場所になっている赤道のモニュメントがある小島の脇を流している時だった。突然リールの逆転音がした。これまでの根掛りの際の鳴り方とは違って聞こえた。魚だ、とブロンコが言った。すぐにホルダーからロッドを外してしっかり合わせを入れた。ラインの先からはそれほど強くはないが魚の抵抗が伝わってきた。リールをゆっくり巻いて慎重に魚を寄せてきた。魚はそれほど強い抵抗はみせなかった。少しすると金色に輝く魚体が見えた。ナイルパーチだった。ボート際で水面に顔を出させるとブロンコがリーダーを掴んで抜き上げてくれた。船上に歓声が響いた。
釣れたのは62㎝、2.7㎏のナイルパーチだった。ナイルパーチとしては小型だが我々にとってはとても価値のある一匹だった。ブロンコが安心したような表情で握手してくれた。
初めてのアタリで無事にキャッチできたナイルパーチ
この一匹までが長かった
62㎝2.7㎏小型魚だが価値ある一匹だ
ヒットルアーはラパラのX－RAPだったナイルパーチは群れで泳いでいる場合がある。2匹目を狙って同じ場所を何度も流した。しかし反応はなかった。結局この日は1バイト1キャッチだった。とにかく釣れてほっとした。16時過ぎに釣りを終えた。
ちょうどこの赤道の記念碑の辺りで釣れた
竿をたくさん並べて釣りをする地元の漁師餌釣りは許可されている
ブロンコたちと記念撮影
終了時刻までアタリを待ち続けた
結局その後アタリはなかった
16時過ぎに船着き場に戻った夕食はW氏と一緒にホテルの屋上レストランでとった。ウガンダにまつわる様々な話を聞きながら楽しい時間を過ごすことができた。
この日もクラブビールで乾杯なぜかラベルが剥がれた瓶だった
マルゲリータピザ僕の知っているマルゲリータではなかった(笑)
デザートのアイスクリーム半分溶けて出てきた
