３日目
朝食は６時半からなので、それに合わせて起床した。朝食もとてもおいしかった。ただ、量が多かったので翌日からは少なめに作ってくれるようお願いした。
ロッジの朝食おいしかったが量がちょっと多かった
翌日からは少なめに作ってくれるようお願いした
ｌジェイソンは約束通り７時に迎えに来た。車の後ろには新しそうなボートを牽引していた。さっそくタックルをボートに積み込み、港に向かった。港までは５分ほどだった。港に着くとジェイソンが手際よくボートを海に降ろした。
港でボートを海に降ろすジェイソン港までは宿から５分ほどだった
出港前に非常用具などのブリーフィングを受け、記録簿にサインした。この辺りのシステムがオーストラリアはしっかりしている。出港するとボートは湾内のマングローブ地帯を目指した。この日はマングローブ地帯でバラマンディなどの魚種を狙うことにした。
ここで、今回のソルト用のタックルを紹介しておこう。
ロッド：９フィート９番４ピース（SAGE launch990-4）
リール：ラージアーバータイプ（SAGE 1680）
ライン：ボーンフィッシュ用インターミディエートライン＃９（透明タイプ）
リーダー：４０ポンド６０ｃｍ＋３０ポンド１５０ｃｍ
フライ：クラウザミノー 白 ＃１／０（ほとんどこれだけで十分だった）
最初は主にバラマンディの潜んでいそうなポイントを攻めていった。しかし、反応は芳しくなかった。ジェイソンが試しに僕が釣った後のポイントにルアーを投げると、すぐにバラマンディの反応があった。フライではアピール度が足りないのかもしれなかった。
しかし３０分ほど釣った頃、いきなりフライに反応があった。大型のバラマンディだった。しかし、フッキング直後のジャンプでフライが外れてしまった。
「８０ｃｍはあったなぁ」
魚体を見てジェイソンも悔しそうだった。
その直後、同じポイントでまた反応があった。今度はしっかりとフッキングし、慎重にファイトした。
釣れてきたのは、なんとナマズだった。
「お前はウェイパまではるばる来て、初釣果がナマズかよ」
ジェイソンに爆笑されてしまった。
ウェイパ釣行の初釣果海でナマズが釣れるとは意外だった
しかし、その後は徐々に調子が上向いてきた。クイーンフィッシュやブリム、バラクーダなど様々な種類の魚が釣れるようになってきた。昼前には小型だがバラマンディもキャッチすることができた。
クイーンフィッシュ身体の下部に棘があるので持つ時は要注意だ
ブリム（BREAM）日本のクロダイと近縁の魚だ
上とは別種のクイーンフィッシュクイーンフィッシュは何種類か釣れた
バラクーダこれより大きいのもかけたが、鋭い歯でリーダーを切られた
良型魚と慎重にファイトする楽しいけれど緊張する時間が続く
バラマンディそれほど大きくはないが貫録のある魚だ
昼食はサラダボウルだった。普段肉食中心の僕には少々違和感のあるメニューだったが、ボートの上で食べる食事はおいしかった。
昼食のサラダボウルとレモンスカッシュ午後からキャスティングに力が入るか、ちょっと心配になる昼食だった
午後もコンスタントに釣れ続けた。大物は釣れなかったがいろいろな種類の魚が釣れた。こういうパターンの釣りも、何が釣れてくるかわからず楽しかった。
ビッグアイトレバリー小さくても良く引く魚だ
パシフィックターポン何度もジャンプする好ファイターだった
最後に釣れたのはバターフィッシュ何とも愛嬌のある魚だ
１７時前に釣りを終え、ボートを陸に揚げて車で牽引して帰路に就いた。
この日も宿泊者は僕一人だった。夕食後はすぐに就寝した。
